【心の癖の直し方】本当はつらいのに「大丈夫!」と言ってしまうあなたへ

 

嫌なことやつらいことがあった時に、笑ってごまかして平気なふりをしたことはありませんか?「ハハハ~~!笑っちゃうよ~!」「私?大丈夫!平気平気~!」。本当はとても嫌だったり、深く傷ついているのに、笑って平気なふりをして、自分の心を茶化したことがありませんか?

    

 

いつの間にか自分の嫌な気持ちに蓋をして茶化すことが、あなたの心の癖になっていませんか?本当は得体の知れないしんどさを感じていませんか?それはとてもとても怖いことです!今日は心の癖を直す方法を私と一緒に考えましょう。そして、あなたの心を解き放してあげましょう。

 

 

<心の癖~思考パターン~>

心は苦しんで助けを求めているのに、わざと明るくふるまおうとしていたら、悲しみを感じ取る力を次第に失ってしまいます。感情を押し殺すことでイライラしたり、自己嫌悪に陥ってしまったり、あるいは無気力になってしまったり。ネガティブなパワーがあなたの心に沈殿していくのです。

    

時が経てば心の痛みも次第に薄らいでいきますが、痛みを感じることを恐れる気持ちは心のなかに残されてしまうのです。

 

そして同じように嫌なことがあると、ちゃんと苦しみや悲しみを解決せずに、笑って平気なふりをして、やり過ごしてしまうのですよね。心の痛みを感じることは恐れとなって心の奥深いところに居座っています。

 

根っこから解決せずに、表面だけ大丈夫なふりをするパターンがいつの間にか心の癖になってしまうのです。

 

心の奥底にはネガティブなパワーがぐるぐると渦巻き、癒やされない痛みや恐れとなっていすわり、感情は麻痺して仮面のような笑顔で、「大丈夫!」と繰り返すのです。

 

とてもとても怖い状態だと思いませんか?

 

<勇気を出して心の声に耳を傾けよう>

こんなふうに自分の感情に蓋をすることになれてしまうと、自分の本当の感情に目を向けるのは、とても怖いと感じてしまうのです。誰しもネガティブな自分を見たくないですから。

   

でも心の奥底で生殺しになっている心の悲鳴をそのままにしてもいいのでしょうか?苦しんで助けを求めている心の声が聞こえませんか?勇気を出して自分の心の声に耳を傾けてあげましょう。

 

<ネガティブな感情に光を>

心の蓋を開くと、今まで抑えつけていたいろいろな感情が吹き出して来ると思います。怒り、苦しみ、悲しみ、不満、恐れ等のネガティブな感情が・・・。

 

でも、その時は、恐れずにその感情を抱きしめてあげて下さい。心の奥底、闇の世界に押し込められていたネガティブな感情に光を当ててあげて下さい。

 

「腹が立ったね!苦しかったね!悲しかったね!許せなかったよね!怖かったよね!惨めだったよね!でも大丈夫、もう闇の世界に押し込んだりしないよ。これからはどんなときでも私が味方だよ」と言って抱きしめてあげて下さいね。

    

  

<本当はどうしたかったの?>

吹き出したネガティブな感情一つ一つに丁寧に問いかけてあげて下さい。

 

「苦しみさん、あの時はごめんね。あの時、どんな気持ちだったの?本当はどうしてほしかったの?」

  

「悲しみさん、ごめんね。なにがそんなに悲しかったの?私に教えてくれる?」

  

こんなふうにじっくり丁寧に優しく尋ねてあげて下さい。そうするとネガティブな感情が本音を語ってくれるようになるのです。

   

「本当は我慢させないでほしかった」

「無視しないでほしかった」

「もっと大切にしてほしかった」

「失望させないでほしかった」

  

ネガティブな感情の本音を受け止めてあげて下さい。涙が流れてきたら思い切り泣いて、涙で心を洗い流して下さい。

  

<焦らずに一歩一歩>

心の癖に気づいたら、それだけでとてもホッとすると思います。心にかかっていた強い力から解き放されたように感じると思います。

   

でも、癖って手強いのです。例えば、お箸を上手に使えずに、癖があるとしましょう。癖のあるお箸の持ち方が、効率が悪くて、無理があるとわかって、適切なお箸の持ち方を知ったとしましょう。でも、それだけでお箸が上手に使えなかった人が、お箸を上手に使えるようになるでしょうか?

  

長い間に身についた癖は、なかなか治すのが大変ですよね。適切な使い方を身につけるには、練習が必要ですよね?心の癖を直して自分の心に素直になるにも練習が必要なのです。

 

もしまた、あなたが嫌な思いをしたり、怒りを感じたり、失望した時、感じないフリをしないで、あなたの嫌な思い、腹立たしい思い、失望した思いを思い切り感じて下さい。

   

「嫌だったね」

「腹が立ったね」

「残念だったね」と言うように。

   

そして、「どうしたい?」

「どうしてほしい?」

「どうなりたい?」

とネガティブな感情に尋ねてあげて下さい。

  

長い間に身についた癖は、いっぺんには治らないと思いますが、自分の気持ちを大切にしてあげると、蓋をしていたころには感じられなかった心の軽さを感じると思います。焦らなくていいんです。ゆっくり一歩一歩でいいんです。

 

  

知らない間に身につけてしまった心の癖。癖を直して心を解き放せそうですか?焦らなくていいんです。ゆっくりでいいんです。あなた 感じる心を大切にしてあげて下さいね。

   

でも、どうしても心の癖が取れないときは、私に連絡して下さい。私がインナーチャイルドカードを使って、あなたが心の癖を直すお手伝いをしますよ。

 

  

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