このブログでは「私も夢を叶えられる！」と実感できる方法をお話します。それは小さな夢、つまり夢に至る小ゴールを作るのです。一足飛びに、あなたの最終ゴールである夢を目指すのではなく、最終ゴールの夢に至る小ゴールを作って、実現するのです。
＜小ゴールを設定する＞
例えば、分厚い問題集を仕上げようと思ったとします。私は、何百ページもある問題集を一気に全部仕上げようとして挫折したことが何度もありました。でも、その後、良い方法を思いついたのです。
・まず、目次を見て、問題集が何章あって、１章は何項からできているかを数えます。
・次にその問題集を仕上げたい時期、つまり期限を考えるのです。
・期限までにその問題集をするのに当てることができる日数を計算します。
・項目と日数を数え、1日に問題集を何項やったら、期限までにやり遂げられるかを考えます。
一日に何項問題集をすべきかという小ゴールを設定したのです。このように小ゴールを設定したことで、私は無事に最後まで問題集をやり遂げることができたのでした。
夢を叶える場合も同じなのです。最初から最終ゴールである夢を一気に叶えようとせず、小ゴールと期限を決めてゴールを小分けするのです。
また、あまり無理をせず、今の自分にできる小ゴールを、設定することが重要なんです。夢を叶える小ゴールを作りましょう。
＜初外国一人旅～私の小さな夢～＞
私が小ゴールを設定して、夢を叶えた例をお話しますね。
私の夢の１つに「外国一人旅」がありました。私は若い頃から、外国旅行が好きで、沢木耕太郎さんの『深夜特急』を読んで、外国を１人で旅することに憧れていました。外国には、何度か行ったことがあったのですが、一人旅は実現しませんでした。
ところが、意外にも50代になって、外国一人旅は実現したのです。インドネシアのバリに1人で行き、1週間ホームステイしたのです。
＜必要なことを全て書き出す＞
まず、「外国一人旅」という夢の実現に必要なことを、思いつく限り具体的に、書き出しました。
パスポートの更新、ビザの取得、航空券の手配、ホームステイ先の決定、海外旅行保険の加入、バリの気候や温度の調査から、バリでしたいこと、食べたいもの、お土産に至るまで、思い浮かんだことを全て紙に書き出しました。
＜徹底的に調べる＞
それから検索サイトを駆使して、必要なことを調べまくりました。次に、何をいつまでにしたら良いかを、明らかにしました。外国一人旅行と言う、夢の小ゴールを設定したのです。
パスポートの更新、旅行日程の決定、ホームステイ先の決定、航空券の手配、旅行保険の加入、ビザの取得、バリの気候や注意事項等の調査、荷物の用意、空港からホストファミリー宅までの行き方の確認等です。検索サイトを駆使して、全て1人でできました。
＜叶った小さな夢＞
出発の朝、ガンガンに緊張して、自宅を出ましたが、拍子抜けするほど、スムーズにバリのホームステイ先に到着したのでした。
バリでは、ホストマザーにヨガを教えてもらったり、ビーチや地元のレストラン、スーパーマーケット、デパートなどに行き、ホストファミリーやホストファミリーのお友だちとも仲良くなりました。素顔のバリに触れることができたのです。
バリのレストランにて
帰路も何の問題もなく、京都の自宅に帰ってきました。こうして、私の「初外国一人旅行」と言う夢が、叶ったのでした。
＜私でもできるかも知れない！＞
この時のことを振り返ると、それまで外国一人旅を実現できなかったのは、私の「外国一人旅行」と言う目標のイメージが、大きすぎたこと、目標までの小ゴールを、設定しなかったことがあげられます。
パスポートを更新した時、「私でもできるかも知れない！」と思い、テンションが高まったことを、ハッキリ覚えています。最終ゴールを小ゴールに分けると、「これなら私でもできるかも知れない」と思えるのです。
実は、「これなら私でもできるかもしれない」と感じることは、とても大事なポイントなんです。「やってみよう！」という意欲につながるからです。
＜小さな夢を達成し大きな夢を叶える＞
私は長い間、「作家になりたい」という夢を、口に出すことさえ憚っていました。当時の私は、文学賞を受賞し著名になった人物だけが、作家だと思いこみ、「そんなん、私にはムリ～～！」と思い諦めていたのです。
でも、エッセイや小説を書いて、ブログや小説投稿サイトに投稿して、作家活動を始めることなら、「私でもできるかもしれない！」と思えました。
「私でもできるかもしれない！」という思いに背中を押されて、私は実際に掌編小説やエッセイを書くことができました。著書も３冊出版することが出来たのです。
「私でもできるかもしれない」と思える小ゴールを設定すること、そして実際に「私でもできるかもしれない」と思える小ゴールに挑戦して達成することは、あなたの夢を叶える大きな力となるのです。
私は59歳の時に、『50歳から夢を追いかけてもいい５つの理由』と言う本を書きました。同書には、最終ゴールである夢に至る小さな夢を設定して、小さな夢を叶えた経験を書いています。
あなたにも「私も夢を叶えられる！」と実感して頂けると思います。下記リンクで同書の1章を公開しています。ぜひ、お読み下さい。
＜『50歳から夢を追いかけてもいい５つの理由』：１章公開ページ＞
＜『50歳から夢を追いかけてもいい５つの理由』ご案内＞
どうか、心にかかった制限や思い込みを外して、「私も夢を叶えられる！」と実感して下さい。
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＜『50歳から夢を追いかけてもいい５つの理由』＞
『50歳から夢を追いかけてもいい５つの理由』は、村川久夢が「年だから」「今さら遅いから」など様々な心の制限を外し、他の誰かのためではなく、自分の心が望むことにしたがって生きるようになった軌跡を描きました。私が自分軸で生きられるようになった成長の課程を描いています。
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