今日は施設に入所している父に会いに行ってきました。父は昼寝中で、話はできませんでしたが、血色もよく、気持ち良さそうに眠っていました。
父は骨折で入院していた病院を退院して、施設に再入所してから、少しずつリハビリをしてもらい、体力も回復しているようでした。施設の方によくしてもらっているのがわかりました。
今度は、午前中の父が起きている時間に面会に行くことにして、帰って来ました。施設から帰ってくると、弟が、子どもの頃、父にバナナを買って来てもらったことを話してくれました。
私や弟が子どもだった頃、わが家はしつけがとても厳しかったのです。親(というか父方の祖母)が絶対でした。子どもは親に従わせるもので、子どもが何かをねだっても絶対に聞き入れてはいけない。子どもがつけ上がる。そんな家風の家庭でした。
なので、私も弟も何かをねだることはありませんでした。言っても無駄だと諦めてしまっていたのです。
ある時、弟が体調を崩した時のことです。「何か欲しいものはないか?」とめずらしく父が弟に尋ねたそうです。弟が、当時高級品だったバナナが欲しいと言うと、父が京都タワーにあった果物屋さんに行って、バナナを買って来てくれたそうなんです。私は全然知らない話ですが、なんだか懐かしくて涙が出そうになりました。
父は去年の連休に転んで脚を打撲し、入院しました。退院後、グループホームに入所したのですが、誤嚥性肺炎で再度入院しました。退院後、現在の介護付き老人ホームに入所しましたが、3月に再度、誤嚥性肺炎になり、退院後、介護付き老人ホームに再入所したのです。
「一年の間にずいぶんいろんなことがあったな……」と思います。父は、優しくて温厚なので、デイサービスでも、病院でも、施設でも、皆さんによくしてもらっています。家で介護するのは無理なのですが、やっぱり離れているのは寂しいです。
*拙書『50歳から夢を追いかけてもいい5つの理由』5章では、父が69歳で一浪し、70歳で立命館大学に入学し、無事に卒業した時のことを書いています。
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『50歳から夢を追いかけてもいい5つの理由』は、村川久夢が「年だから」「今さら遅いから」など様々な心の制限を外し、他の誰かのためではなく、自分の心が望むことにしたがって生きるようになった軌跡を描きました。私が自分軸で生きられるようになった成長の課程を描いています。
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