今日は父に面会できました。父に生きて欲しいと願いながら、同時に、今は父の死を受け入れる準備期間なのだとも思いました。
父が入院中の病院に行って来ました。主治医のお話を聞くためです。悪い話ではないかと、行く前は気が重かったのですが、幸い、父は肺炎がかなり良くなり、嚥下もゼリーくらいなら食べられるようになっていました。
でも、口から接種する食物では、栄養が不十分だし、誤嚥の可能性があるので、胃瘻を行うことになりました。
今日は面会できました。父は思っていたより元気だったので、ホッとしました。話しかけると、トンチンカンですが応答もありました。久しぶりに父に会えて嬉しかったです。
胃瘻についてはいろいろな考えがあるようです。欧米では、高齢になって、口から食べられるものが減り死に至るのは、自然なことだと言う捉え方が一般的だと聞きました。
でも、受け答えがトンチンカンでも、元気になった父の姿を見ると、胃瘻してでも生きていて欲しいと思いました。胃瘻をしても、口から食べられるそうです。誤嚥のおそれがあっても、食べる楽しみを残しながら、生きて欲しいと思います。
また同時に、今は、遠くない未来にやって来る父の死を受け入れるための、準備期間なのだとも感じました。
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