【50代の夢】夢を追いかけるのに年齢なんて関係ない！

拙書『50歳から夢を追いかけてもいい５つの理由』を読み返すと、50代半ばまで、夢を見いだせず苦しんだことが蘇ってきます。でも、自分の心を見つめ、夢を書きだして、夢を見つけ叶える人生を送れるようになりました。夢を追いかけるのに年齢なんて関係ないのです。

＜世間体や体裁と言う見えない鎖＞

世間体や体裁を重んじる家庭に育ち、幼かった私は何かを望むことを、すっかり諦めて、大人が扱いやすい都合のいい子に育ってしまいました。

私は自分のことなのに、自分がしたいことがわからず、世間体や体裁と言う目に見えない鎖に束縛されたまま、成人したのです。

＜「このままで良いのか……」＞

経済的に自立することや、周囲の期待に応えて、中学の英語の教師になりました。苦労して教師になりましたが、心から望んだわけではありませんでした。また、教師の仕事は、とてもハードでした。

「このままで良いのか……」いつも虚しさや欠乏感に悩まされていました。

教師として働いていた26年間、２回子宮筋腫の手術をしました。40代になると、鬱を患って、休職と復職を繰り返しました。

鬱がやっと良くなって復帰した半年後、夫が急逝しました。私の鬱は急激に悪化して、私は教師を辞めざるを得なくなりました。また、夫に先立たれた打撃から、なかなか立ち直ることができませんでした。

＜自分の経験を本に書いて出版＞

しかし、退職してやっと、自分と向き合い、自分の心を見つめることができました。インナーチャイルドカードセラピーに出会ったからでした。

自分の心をじっと見つめると、お話を書くことが好きだった子ども時代、ずっと綴り続けた日記、発表する場もないのに書いたエッセイや小説のことが、強く浮かび上がって来ました。

幸い、心療内科での治療のおかげで、鬱も落ち着き、ヨガを始めたことで身体も丈夫になり、インナーチャイルドカードセラピーのセラピスト養成講座に参加したことなどが相まって、私は自分でも驚くほど、元気になりました。

そんな経過があって、私は自分の経験を本に書いて出版することにしたのです。

＜元気と勇気をもらえた＞

私の経験を書いた本を出版すると、下記のような趣旨の感想をたくさん頂きました。

ネットでこの本の存在をしり、本の題名を見た瞬間に絶対読もう！と思いました。50歳手前の自分の夢が何か、まだわかりませんが、この本に出会い、年齢なんて関係ないって心から思えました。元気と勇気をもらえました。久夢さんみたいに、私も羽ばたきたい！って思いました。特に年齢に縛られている人たちに読んで欲しいです。MUSTの世界からWANTの世界にいけそうな気がします。ありがとうございます。（T・M様）

50歳半ばで、やりたいことに向き合うのが面倒になっていたころ、偶然この本に出合いました。何となく手を取ってみたのですが、ご自身の体験を元にしたエピソードが優しくわかりやすくつづられていて、スルスルと完読しました。先輩から「だいじょうぶだよ」と背中を押されたような気分が残りました。今、やりたいことに取組み始めています。（sudu様）