【50代の夢】夢を探す第一歩~紙とペンがあれば出来ます~

 

『50歳から夢を追いかけてもいい5つの理由』を出版したことを知人に話すと、「良いですね!私なんて職場と家の往復の毎日。今まで何をしていたのだろうと思いますよ。私も夢が欲しい」と知人が言ったのでした。このブログでは自分の夢を探す第一歩についてお話します。

 

<じっくり自分と向き合える時間を作る>

実は私が「自分の夢は何か?」をじっくり自分に問いかけることができたのは、皮肉にも鬱を患って休職した時でした。

  

教師の仕事は常に忙しく、「走りながら考える」ような生活を私は長い間していました。休職して、やっと落ち着いて、自分の心に目を向けるチャンスを私は得たのです。

   

人生を考える時、夢や生きがいはとても大切です。自分のための時間を意識的に作ってみましょう。そして、自分の大切な夢について考える時は、仕事の〆切を考えたり、家族の食事のことを考えたり、ご近所や親戚との付き合いを考えたりと言う日常の問題を一旦横に置いて下さい。

   

落ち着いて自分と向き合える時間を作るのです。

 

 

<心で感じ取ったことが手がかりに>

あなただけの落ち着ける時間が準備できたら心からリラックスしましょう。

    

リラックスできたら、心の底から湧き上がってくることを感じてみましょう。自分と向き合う時のコツは、「もう若くないから」「才能がないから」「実現するはずがない」という制限や思い込みを一旦横に置くことです。

    

実現できるかどうかではなく、自然に自分の心に湧き上がって来ることを感じ取って下さい。頭で考えたことではなく、心で感じ取ったことがあなたの夢を探す大切な手がかりになってくれるからです。

 

   

<やってみたいことをノートに書き出す>

心に湧き上がってきたやってみたいことは、全てノートに書き出して下さい。どんな些細なことでもいいのです。

      

例えば、「ずっと寝ていたい」という思いが湧き上がってきたら、「なんてつまらない願望なんだろう!」と否定しないで下さいね。あなたは疲れているのです。あなたの本心は休息を求めているのです。

 

休職した時、私がノートに書き出したことをご披露しましょう。「ずっと寝ていたい」「一人旅がしたい」「韓国語を学びたい」「○○屋の鰻が食べたい」「長編小説が書きたい」「韓国人俳優のハン・ソッキュさんに会いたい」等々。

 

初めて鬱で休職した時に、私がノートに書き出した内容です。こんな願望が、私の心に湧き上がったのです。

    

心に湧き上がってきた思いをノートに書き出すと、漠然として、はっきりしなかった私の夢の輪郭が、見えて来ました。自分の頭の中のモヤモヤした思いを、書くことで目に見える形にしたのです。

 

     

 <人に話せなかった夢>

自分の夢が見えてきたら、その夢を人に話してみましょう。なかなか自分の夢を話せない時もありますが、小さな夢を少しずつ人に話すと、夢を人に話すことのメリットがわかってきます。

 

私も小さな夢を少しずつ人に話してみました。「一人旅がしたい」「韓国語を学びたい」と自分の小さな夢を人に話すと、その願望を叶えるのに有利な情報を得られたり、同じ夢を持っている人やグループに出会えたりしました。

 

「ずっと寝ていたい」「一人旅がしたい」「韓国語を学びたい」「○○屋の鰻が食べたい」のような小さな夢は、抵抗なく人に話せました。

   

でも「長編小説が書きたい」はなかなか話せませんでした。「長編小説が書きたい」が当時の私の一番大きな夢だったのです。

 

 

 <夢を人に話すメリット>

一番やってみたいこと、つまり自分の一番大きな夢を口に出すのは、勇気が必要なものです。物凄く勇気が必要でした。

 

しかし、自分の夢を人に話すことは緊張しますが、自覚と責任が生まれます。私は夢を語れるようになった時、「自分が書いた小説やエッセイやブログを一人でも多くの人に読んでもらいたい。そして共感を得て人の役に立ちたい」という気持ちが明確になりました。

    

<定期的に夢を書き出す>

やってみたいことを書き出すことで、ぼんやりして全然つかめなかった夢の輪郭を明らかに出来ます。

 

明らかになったやってみたいことを人に話して、少しずつ実現するのです。小さな夢でも実現すると、あなたに達成感を与えてくれます。小さな夢を実現する内に、少しずつあなたの夢が明確になって来るのです

 

でも、焦らなくていいのです。なかなか人に話せないやってみたいこと、実現出来ないことが、あなたが一番叶えたい夢である可能性が大きいのです。

 

やってみたいことを書き出すのは、一度きりではなく、何度も、出来たら定期的に書き出し、実現できた時は、大きな花丸を書いてあげて下さいね。

 

  

 

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