作家になりたい自分の夢に正直になってつけた「村川久夢」のペンネーム。ペンネームを付けるのは比較的簡単でした。でもペンネームを名乗るには、大変な勇気が必要だったのです。夢を実現するための第一歩について書きました。
＜私の名前＞
結婚するまで、私は旧姓で教師として頑張って生きていました。旧姓には愛着があり、結婚後も旧姓でいたかったのですが、夫の反対で改姓しました。
夫が亡くなった時、旧姓に戻すことも考えました。
でも、「村川久夢」として作家活動を始めてからは、「村川久夢」として生きて行こう、頑張ろうと心にきめたのでした。
＜ペンネームの由来＞
長い間、遠回りをして、私が本当にしたいことは、書くことで自己表現し、共感を得ることだと気がつきました。
「自分を偽るのは止めよう！」と私は意を決し、書き溜めた短編小説やエッセイを小説投稿サイトに投稿することにしました。その時、ペンネームを書く必要があったのです。
それで、「村川久夢（むらかわ くむ）」というペンネームを付けました。夢が久しく続いて欲しいという願いを込めたのです。
＜村川久夢に統一した＞
最初は小説投稿サイトだけで村川久夢のペンネームを使っていました。次は思い切ってブログもツイッターも表示名を村川久夢にしたのです。
当時、リアル友だちがほとんどだったFacebookの表示名をペンネームにするのは、抵抗があって少し迷いましたが、Facebookも本名から村川久夢に変えました。
ブログ、ツイッター、Facebook、名刺、すべて「村川久夢」に統一したのです。初めてお会いする方には、「作家でインナーチャイルドカードセラピストの村川久夢です」と名乗ってご挨拶しました。
＜ペンネームを名乗るのは勇気が必要だった＞
作家になりたい自分の夢に正直になってつけた私のペンネーム。でもペンネームを名乗ることには、当時の私には、大変な勇気が必要だったのです。
ペンネームを名乗って約2年経った時、私は村川久夢の表札を作りました。薄っぺらな格安の表札ですが、これを玄関に掲げる意味は大きかったのです。
世間に向けて「私は村川久夢です」と名乗る気概を持ったからでした。
私が村川久夢を名乗った経緯を知る人は、自分のことのように喜んでくれました。村川久夢の表札を見て、冷やかしに来た人もいましたが…。
＜夢を実現するための一歩＞
Yoasobiの「群青」に「好きなことを好きだと言う 怖くてしかたないけど 本当の自分に出会えた気がしたんだ」と言う歌詞があります。すごく共感しました。
自分が本当に好きなことを、世間に「私は～が好きなんです！」と宣言するのは、本当に勇気が必要です。
ペンネームを名乗るのは、本当に勇気が必要でした。それは、世間と自分自身に向かって、「私は作家の村川久夢です！」と宣言することだったからです。
でも、その勇気を持つことが、夢を実現するための第一歩だったのだと今は感じています。
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