▶何が支えとなってくれるのか?
あなたの心が折れそうになる瞬間、どんな思いが胸をよぎりますか?
私は、小学生の頃、いじめられ、味方が誰もいないと感じた時、自分だけの「心の砦」を見つけました。その砦がなければ、きっと私は自分を失ってしまっていたでしょう。
生きていると、想像を絶するようなつらい経験をすることもあると思います。このブログでは、そんな時に、何が私たちを支えてくれるのかを、私と一緒に考えましょう。
▶いじめられても誰も守ってくれなかった
小学校の高学年になった時、酷いいじめにあいました。私はぼんやりした子どもで、周りの子どもの空気を読んでテキパキと動けなかったのです。
ぼんやりしている割には、頑固なところもあり、自分が納得できないことに、「そうね」と言えなかったのです。
それが、クラスを仕切っていた女子の気に触って、私はクラスじゅうの女子から無視されることになってしまったのです。

私を可哀想に思っても、私に優しくすると、自分も仲間はずれにされるので、みんな私を避けていました。
私がいじめられていることが両親にわかって、両親は学校に相談しましたが、いじめはこじれるばかりでした。
担任に「おまえにも問題がある」と言われた瞬間、「やっぱりな、この人は私を助けてはくれない」と思え、一層、学校がつらい場所に感じました。
私は「学校に行きたくない」と泣いて母に訴えましたが、母は「何があっても学校には行きなさい」と言ったのです。
母の「何があっても学校に行きなさい」ということばを聞いた時、涙が止まりました。でも、それは納得したからではなく、逃げ場がないと悟ったからでした。

毎日、私はいじめられるために、泣く泣く学校に行きました。そんな状態で勉強が頭に入るわけもなく、もともと良くない成績がどんどん下がったのでした。
▶心が解き放たれる自由な世界
休み時間にみんなが外に遊びに行っても、仲間はずれにされている私は、一人教室で本を読んでいました。私もその方がずっと気が楽でした。
必修クラブの時間に、クラスから離れて図書室に行き、読書クラブで本を読んだり、作文を書いたりする時間が、学校では一番ほっとできる「居場所」でした。

どんなにクラスでのけ者にされ馬鹿にされても、図書室で本の主人公になって、冒険をしたり、異文化の世界を疑似体験したり、自分の世界をことばにすることにも没頭しました。

そこで私の心は解き放たれ、自由でした。自由な想像の世界を書き綴っていると、いつの間にか嫌な現実は吹っ飛んでいました。
その頃、書いた作文が「小学生の作文コンクール」で入賞したことがありました。私の作文は。未来の世界で、宇宙船に乗って火星に遊びに行く話でした。

火星人と友だちになって、火星ダンスを一緒に踊ったり、火星で採れる「火星草」を美味しく食べたりして、火星人の友だちと楽しく過ごすのです。地球に帰って来ると、火星も楽しかったけれど、「ふるさと地球が一番だと感じた」という他愛もないお話です。
振り返ると、火星人とダンスをしたり、美味しいものを食べて楽しんだりするように、隣の席の子どもとも友だちになって、楽しく過ごしたかったのでしょう。
意外にもあのつらかった小学校の高学年の頃に、私は一番たくさん本を読み、作文を書いていたのです。私の作文が行政区の文集に掲載されたり、作文コンクールで入賞したり、地元のラジオで放送されたりしたのでした。
あの頃の私は「何を支えに生きていたのか?」と改めて考えると、私を支えていたのは読書と作文でした。それは、私の心の中にある自由な世界、それが私の「心の砦」だったのです。
▶自分だけの心の砦を持とう
その後も、教師時代に学校が荒れて、勤務が本当につらい時もありました。うつ病を患って「死んだほうがましだ」と思ったこともあります。夫の急死で胸が焼けるように苦しかった時もありました。
そんな苦しい時に私を支えてくれたのは、やはり、本を読むことと、自分の思いを書き綴ることだったのです。それが私だけの自由な世界であり、心の砦でした。
最近、「X(Twitter)」を見ていて、水木しげるさんのこんなことばを知りました。
【私は学校からも追い出され、会社に入ってもうまくいかず、そのたびに殴られたり笑われたりした。戦争で片腕を失くしたりもした。それでも平気だったのは、いつも自分にとって楽しいことを見つけ、自分が幸せになる術を身につけていたからだ。】
水木しげるさんは、戦争で片腕を失っても、自分の楽しいことを見つけ、自由な世界を築きました。私自身も同じように、本とお話を書くことを心の砦にしてきました。
今の社会に生きていて、死にたくなるほどつらい経験をしたことがない人の方が、少ないかもしれないですね。
あなたが、今がどんなに苦しい時にあったとしても、あなたが楽しく、幸せになれるあなただけの世界を心に持つことが、逆境にいるあなたを支え、砦になってくれるのです。
心の砦は、最初から立派なものである必要はありません。日々の中で小さな幸せを見つけることが、その基礎となります。
たとえば、心に浮かんだ言葉をメモに書いてみる。本屋に行って気になった1冊を手に取ってみる。自然の中を歩きながら、風や匂いを感じてみる。
そんなささやかな行動が、「心の砦」を築き、あなたを支える第一歩になるのです。
(【何を支えに生きるのか】逆境の私を支えてくれたもの:村川久夢)

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*逆境の私を支えてくれた一冊にシャーロット・ブロンテの『ジェーン・エア』があります。この本に支えられた経験を綴ったブログです。
『ジェーン・エア』~逆境の私を救った一冊
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