京都人の歴史自慢?~素顔の京都を知って欲しい~

お宮参り

 

還暦を迎えた1年もあと2日で終わろうとしています。実は60年間の人生、私は京都以外の土地で暮らしたことがないのです。世間知らずな自分を恥ずかしく思った時期もありましたが、京都で生まれ、60歳の現在まで京都で暮らしているので、京都のことは深く知っているとも言えます。

 

<お宮参りの大小の文字>

上の写真は、私のお宮参りの写真です。京都ではお宮参りの際、男の子は「大」、女の子は「小」と額に書きます。

 

この習慣は、もとは鍋に付いたススで乳幼児の額に「×」と書いていたことから起こったようです。それは悪霊よけのまじないだったのです。

 

平安時代になると、それが宮中で流行したことが貴族の日記に登場します。室町時代以降になると、その習慣は一般庶民にも広がり、次第に元の意味が忘れられてしまいました。書く文字も「+」「犬」になり、「大」「小」に変化したようなのです。

  

お宮参りでは、男の子は「大」女の子は「小」と書くものだと思いこんでいて、その由来を知りませんでしたが、私は生まれた時から京都文化の影響を受けていたのでした。京都に生まれ、空気を吸うように自然に京都の文化に触れて、60歳の今日まで育ちました。

 

<京都の駅前には見るべきものが何もない>

先日、「京都の駅前には見るべきものが何もない」と言うウエブ記事を読みました。「いやいや、それは、京都駅前に見るべきものが何もないのではなく、あなたが京都駅前のことを何も知らないのでしょ」と私は思いました。

  

京都駅から徒歩圏内で散策できる名所について私が書いたブログがあります。本当に京都駅前には見るべきものがないのか、良かったら読んでみて下さい。

 

【京都散策】隠れたおすすめコースのご紹介~京都駅&東西本願寺周辺~

 

京都は794年から、1868年遷都が決定され、江戸が東京と改められ、東京が首都となるまで、千年以上首都だった都市なのです。ウエブ記事の筆者が記事で書いているように、「京都駅前には見るべきものが何もない」ことは、決してないのです。

 

その人は、「以前に数年京都に住んだことがあり、今も時々京都に来るから京都のことはよく知っている」と書いていました。

 

「たかだか数年京都に住んだことがあるだけで、よく言えるな~」と呆れました。こういうことを書くと「京都人の歴史自慢だ!」「京都人は排他的だ」と言われるかもしれませんが、私は抵抗を感じざるを得ませんでした。

 

<素顔の京都>

インターネットの普及で最新の情報は、すぐに簡単に得ることができます。世界でも人気の観光都市京都の新しい情報は、ウエブ上にも溢れています。人々が京都に対して求めている情報が溢れているのです。お勧めの観光スポット、グルメ情報、人気の宿泊施設等々です。

 

それは商業化、ブランド化に成功した情報です。私が慣れ親しんだ京都とは違う、よそ行きの京都のようで、落ち着かなさを感じます。

 

拙書『ああ、京都人~今を生き抜く知恵おしえます~』には、戦乱や政争が絶えなかった京都で生き抜いて来た京都庶民の末裔として、素顔の京都について書きました。商業化、ブランド化された京都だけではなく、普段着の京都も知って欲しいと願うからです。

作家:村川久夢

   

*----------*

【村川久夢新著ご案内】


 *村川久夢は「心の制限を外し、自分の可能性を信じ、夢を叶えよう!」をテーマに作家として、インナーチャイルドカードセラピストとして活動しています。この度、新著『ああ、京都人~今を生き抜く知恵おしえます~』を出版しました。    

 

 

『ああ、京都人~今を生き抜く知恵おしえます』

   

*電子書籍(Amazon Kindle「読み放題」に登録されている方は0円でご購読いただけます。一般価格は700円です)下記よりお申込み下さい。

 

*村川久夢著『ああ、京都人~今を生き抜く知恵おしえます~』1章無料公開中 

『ああ、京都人~今を生き抜く知恵おしえます~』ご購入

  

本書で、京都好きな方はもっと深く京都を好きになり、今まで京都と縁がなかった方は京都を身近に感じて頂けると思います。ぜひ「あなたの知らないもうひとつの京都」を見つけてください。

   

   

  

 

<関連記事>

*村川久夢著『50歳から夢を追いかけてもいい5つの理由』1章無料公開中

*村川久夢プロフィール

*村川久夢著『大丈夫、きっと乗り越えられる~鬱・夫の死を克服した私からのエール~』

*村川久夢さんを知る!<突撃!注目の起業家インタビュー>

       

*----------*

【村川久夢ホームページ】

村川久夢著『50歳から夢を追いかけてもいい5つの理由』✿

 

『50歳から夢を追いかけてもいい5つの理由』は、村川久夢が「年だから」「今さら遅いから」など様々な心の制限を外し、他の誰かのためではなく、自分の心が望むことにしたがって生きるようになった軌跡を描きました。私が自分軸で生きられるようになった成長の課程を描いています。

  *電子書籍(Amazon Kindle「読み放題」に登録されている方は0円でご購読いただけます。一般価格は550円です)下記ボタンよりお申込み下さい。

*紙書籍は、¥880(送料¥180)です。下記ボタンよりお申し込み下さい。

 

*----------*

✿心の制限を外す講座✿

 心の制限を外せば、いろいろなことにチャレンジして、人生を楽しめるのです。「心の制限の正体とは何か?どうして心の制限を外すか?心の制限を外せばどんなことが起こるのか?」を9通のメールに込めた「心の制限を外す無料メール講座」を是非お読み下さい。

*----------*

*村川久夢ホームページトップには、新著『50歳から夢を追いかけてもいい5つの理由』に頂いた感想を多数掲載しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA