
亡くなった夫と共通の友人に私のオリジナルレシピを送ると、「旦那さんがよく久夢さんの料理を自慢してたよ」と教えてくれました。夫が「美味しい!」と言って料理を食べてくれたことを思い出して、なんだかじ~んとしました。

夫はとても良い人でしたが、不器用で人の気持ちを上手に察したり、話し合ったりできないところもありました。なかなか気持ちをわかってもらえなくて、悩んだことも何故か一緒に思い出してしまったのです。

元気で病気一つしない健康な夫は、鬱に苦しむ私を理解できなかったようです。

「考えすぎやから、そんな病気になるんだ」と言って、鬱病がどんな病気であるのか、全く知ろうとしてくれませんでした。「仕事を続けられないから、辞めたい」と何度相談しても、「辞めて何するんや?どうせ家でブラブラしているだけやろう」と言って取り合ってくれませんでした。
夫が亡くなってからは、自分が病気がちだったことを大変申し訳なく思い、罪悪感すら抱きました。11月22日「いい夫婦の日」がとても嫌いでした。病気ばかりしていた自分を責めてしまいました。

でも時には、元気で頑張っている時は優しかったけれど、病気になったら冷たくなった夫を恨んだりしました。
夫は善良な人でしたが、本当に人の気持ちを察することができない人でした。メンタルな病で寝てばかりいる私を理解できなかったのでしょう。私たちは離婚寸前まで追い詰められました。離婚届を前に二人で本気で向き合いました。
夫もやっと理解されない私の苦しさをわかってくれました。

ちょうどその頃、現在の主治医に出会い、私は劇的に元気になりました。また、少しずつ料理もできるようになりました。ささやかな夕食の食卓を囲む時の穏やかな時間がやっと戻って来たのです。
夫は都合のいい時は優しくして、病気で足手まといになったら冷たくしたのではなく、鬱を患う私にどう接したらいいのかわからなかったのです。当時はそんな夫の気質(あるいは障害?)を理解できず、ずいぶん苦しみましたが。
口下手な夫が私の料理を褒めていてくれたと知って、しみじみ嬉しかったです。そして、同時に思い出した鬱で料理出来ずに辛かった時のこと。

結婚式で「健やかな時も病める時も」と誓いますが、実際に結婚生活を送って、理解できず苦しんだり、理解されず苦しんだりという経験をして、その言葉の重みを知るのだろうと痛感します。

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