「疑心暗鬼」という言葉を聞くと、「ソードの8」が頭に浮かびます。暗くて怖く感じるカードです。暗闇にいるといもしない魔物がいるように思えて恐怖を感じますね。
✿暗闇にいる時に魂は成長する✿
でも、インナーチャイルドカードの解説書によると、カードに描かれている洞窟は、未知の世界への魂の旅を表す迷路のことなのです。暗闇の迷路に迷い込んだ時は、実は魂が成長する時なのです。曲がりくねった迷路は、最終的にはゴールにつながっているのです。
✿理性の光で足元を照らそう✿
「ソードの8」のクモの巣は、謎を象徴しています。私たちの思考もこのクモの巣のようなもので、絶え間なく、考えを作り変え、また再び創り出すのです。また、無限大のシンボルである8の字にとぐろを巻くヘビは、内なる心霊的な力と生命力を表しています。
私たちが変化し成熟することをもとめられ、それにきちんと応じるつもりなら、人生の状況に適応する能力が不可欠なのです。
変化したり、成熟することが必要な時は、人生の試練の時のように感じるかも知れません。でも、心配は脇に置いて、理性の光で足元を照らして、聖なる旅路を進んで下さいね。それにトンネルの終わりにはいつも明かりがあるのです。
世の中が閉塞感につつまれ疑心暗鬼に陥りがちな昨今、理性の光で足元を照らしたいですね。
【村川久夢ホームページ】
✿村川久夢著『50歳から夢を追いかけてもいい5つの理由』✿