「どうせ私なんて」と言わないであなたは十分輝ける！

「どうせ私なんて」と言う自分を低く見る気持ちは、あなたの魅力や長所に蓋をします。このブログでは、自分を低くみる気持ちを外せば、自分を輝かせることができるというお話をします。

＜自分をダメな奴だと思うことが一番ダメ！＞

以前、「褒めまくりセッション」と言うセッションをしました。「褒めまくりセッション」は、インナーチャイルドカードを1枚引いてもらい、引いたカードをもとに、引いた方の長所や魅力を引き出し、褒めまくるセッションです。

ところが、Aさんは「願いが叶う」という意味をもつカードを引かれましたが、「カードはいいカードを引いたけれど、どうせオレなんか、何をしてもたかがしれてる……」と言われるのです。そして、Aさんは、次々と自分のダメな点を次々とあげつらうのでした。

でも、しばらくしてAさんは、ポツリとこう言われたのです。「結局、オレ自身が、オレのことをたかが知れている。ダメな奴だ！　そう思うことが一番ダメってことだな」

そうなんです！

Aさんは「今までは『どうせオレなんか…』と思って、何にも行動しなかった。何も行動しなかったら、なにも実現しようがないよな。それがわかったら何だか少し気が楽になった」とも言われたのでした。

自分自身が「どうせ自分なんてダメだ」と思い込んでいると、自分の魅力や長所に、蓋をしてしまいます。「どうせ自分なんて」という気持ちを捨てること、それが、自分を輝かせる第一歩になるのです。

＜物事の良い面に注目＞

自分や物事の良い面に目が行かず、悪い面に目が行ってしまう人が多いのではないでしょうか？

Aさんは穏やかな性格で思いやりがあるので、みんなに好かれています。他にも長所がたくさんあるのです。

あなたはいかがですか？　自分の長所や魅力はあまり見つけられないけれど、短所はすぐにたくさん見つけられるなんてことはありませんか？　「どうせ私なんて」と思っていませんか？

Aさんも「結局、オレ自身が『どうせオレなんてダメな奴だ！』そう思うことが一番ダメってことだな」と言う非常に重要なことに気づかれたのでした。

Aさんはしばらく沈黙して、自分がエッセイや詩を書きたいとずっと思っていたことを、話して下さいました。「こんなオレでも生きた証が欲しい。自分の生きた証を書き綴りたい」と仰ったのでした。

Aさんはそれから自分の生い立ちをエッセイや詩に書くようになりました。両親から愛情を与えられず、寂しく孤独だった幼い頃のこと、なかなか仲間に溶け込めなかったこと、でも、人を信じてみようと思い始めたころのこと、少しずつ心を開くようになったことなどを、エッセイや詩で表現されるようになったのです。

Aさんのエッセイや詩は、読む人の心に伝わり、胸を打つのです。Aさんのエッセイや詩は、ミニコミ紙に掲載されたり、　小さなギャラリーで紹介されるようになりました。以前のAさんは、「虚しい……。なんのために生きているのかわからない」とよく言っていました。でも、今のAさんからは、「虚しい」ということばは、聞かれなくなったのです。

「どうせ私なんか」という自分を低く見る考え方を捨てることは、自分を輝かせる第一歩なのです。自分の心を見つめて、自分の心に正直になり、自分を輝かせましょう。あなたの夢を叶えましょう。