私の長年の夢に、長編小説を書くことがありました。実は、心のどこかでこの夢を実現するのは「無理だろうな」と思っていました。でも、実現したんです。２つの秘訣があって、実現できたのでした。
＜長編恋愛小説を書く＞
58歳の時、60歳までに叶えたい夢を30個書き出しました。本当は100個書くつもりでしたが、30個止まりでした。
ひねり出して書いた夢の中に「長編恋愛小説を書く」がありました。正直なところ「長編恋愛小説を書くなんて、無理だろうな」と思っていました。
結局、60歳までに長編恋愛小説は書けませんでした。
＜２つの秘訣＞
ところが、60歳になった年の秋に、長編小説の執筆を開始したのです。そして、年末には約15万字の長編恋愛小説を書き上げることが出来たのでした！
初めは短編小説を書くつもりで『薫～書の道・愛の道～』を書き出しました。大まかなストーリーと主要人物のキャラクターが頭にあっただけでした。毎日2,000字程度を書いて、９月5日から12月2日までブログに投稿しました。
夢を見つけられず、自分の意志で生きられなかった主人公が、書道に出会い、師匠や仲間と交流することで、夢を見出し、夢や恋を叶える小説『薫～書の道・愛の道～』になりました。
振り返ると「毎日ブログを書く」と言う習慣が、長編小説を書くと言う夢を叶えるために、大変役立ってくれたことを感じます。
また、もう一つ感じることは、長編小説を一挙に全部書いてしまおうとせず、毎日、2,000字前後の話を、積み上げるように3ヶ月間書いたことが大変大きかったと思います。
＜エブリスタ「新作セレクション」に選ばれる＞
『薫～書の道・愛の道～』は、テーマ、構成、キャラクターを練って書いたわけではありません。そこで、今年8月に編集者に添削や講評を依頼しました。
添削を終え返って来た『薫～書の道・愛の道～』を一からやり直すつもりで、書き直しました。改稿すると、小説が凝縮され、登場人物の性格や特徴が際立つようになりました。
小説投稿サイト「エブリスタ」に毎日一章ずつ投稿し、投稿を終えた10月にはエブリスタの「新作セレクション」に選んで頂きました。
無理だと感じていた長編小説を書く夢。私の夢にかぎらず、夢を叶える秘訣は、夢を小分けすること、そして、毎日積み上げるように継続することだと実感しています。
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「長編小説を書きたい！」と言う私の夢が叶いました。小説投稿サイト「エブリスタ」に私の長編小説『薫～書の道・愛の道～』を連載し、完結しました！
＜あらすじ＞
就職浪人し、人生にも目標のない薫は、ある日、新進気鋭の書道家・佐伯に出会う。佐伯には婚約者とも目される名家の子女・貴子がいた。薫と佐伯はだんだんと惹かれ合うようになるのだが……。書道との出会い、師匠「佐伯」との恋。書道家として、人として、成長する薫の成長を描いたヒューマンドラマです。
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