「編み物なんて時間の無駄!」と思っていたけれど・・・

 

   

実は私「編み物なんて大嫌い!編み物に使う時間なんて、時間の無駄!」と思っていたのです。そんな私が編み物を楽しめるようになった経験をお話しますね。

    

今では編み物好きで、小物もウエアも編んだことがあります。オリジナル作品もいくつかあって、私のブログでよく検索される記事ベスト10に私の編み物オリジナル作品の編み方記事が入っているくらいなのです。

                                     

私が編んだアクリルたわし

 

<教えるのが下手>

私が最初に編み物を習ったのは、祖母でした。祖母は手先が器用で編み物上手でした。

 

ところが祖母は、自分が編むのは上手ですが、教えるのはとても下手だったのです。幼い私が初めて編み物をするのに、上手にできるわけがないのですが、祖母は、上手に編めない私を見て、こう言ったのです。

 

 

「あ~! 下手! こんな不器用な子は見たことがない!」と言うのです。

 

それを見た母が、とりなしてくれるのかと思ったら、カンカンになってこう怒鳴ったのです。

 

「あんたみたいな不器用な子は、編み物なんかせんでもええ!」

 

 

私は、ものすごくみじめで悲しい気持ちになって、「編み物なんか二度としない」と思ったことを覚えています。

 

<手芸クラブ>

編み物はちょっとしたトラウマでしたが、小学校の高学年になった時、必修クラブが手芸クラブになったのです。卓球部を希望したのですが、抽選に外れたのです。

 

その時、手芸クラブを担当して下さった先生が、わかりやすく、根気よく、教えて下さったのです。

 

祖母や母のように短気でも感情的でもなかったので、私は編み物が少しは好きになりました。この時、私はかぎ針編みの基本を学んだのでした。

 

担当の先生が、「久夢ちゃん、コツコツと粘り強く頑張ったな」と言って下さって、うれしかったことを覚えています。

 

<思い込みとコンプレックス>

中学生になると、部活動やマンガに夢中になり、もともとさして好きでもない編み物から遠ざかってしまいました。

 

また、「あんたは不器用や!」と決めつける母に対する反抗心もあって、私は手芸全般を嫌うようになりました。

 

社会人になると、「編み物に使う時間なんて、時間の無駄!ニット製品が必要なら、お金を出して買えばいいのよ!」と思っていました。

 

なぜそんなふうに思ったのかを振り返ると、「私は不器用で編み物できない」と言うネガティブな思い込みとコンプレックスがあったのです。

 

 

<編めるようになった喜び>

私が編み物をするようになったのは、50代になってからでした。

 

鬱を患って、心療内科のデイケアに参加するようになったのです。私はデイケアルームの片すみに、編み物用品があるのを見つけました。本当は編み物をしてみたい気持ちはあったのでしょう。デイケアの帰り、100円ショップでアクリル毛糸とかぎ針を買って帰りました。

 

かぎ針編みの基本を教える動画やブログを見て、私は少しずつ基本を理解し、編めるようになったのです。今まで「私は不器用で編み物できない」と思い込んでいたので、基本が編めるようになった喜びは大変大きかったのです。

 

 

かぎ針編みは、鎖編み、細編み、長編みと言う基本の編み方が編めるようになると、いろいろな物が編めるようになります。私はアクリルたわしから始まって、あみぐるみやマフラー、ウエアも編めるようになりました。

 

自作のグラニースクエアベストを着て

 

<教え方や相性>

もし、あなたが編み物をやってみたいのに、「不器用だからできない」と思われるなら、最初に教えてもらった人の教え方や教えてもらった人との相性を思い出してみて下さい。

 

編み物だけでなく、家族に何かを教えてもらうのは、上手くいかないことが多いように思います。また、編み物教室の先生だったとしても、教え方が合う、合わないがあると思うのです。

 

あなたが「ああ、そうだったのか!」と思えるような、上手に教えてくれる人を探してみて下さい。それに今は、わかりやすい動画やウェブサイトがたくさんあります。

 

そして、「私は不器用で編み物できない」と言うネガティブな思い込みを外して下さい。そうすればきっと編み物を楽しめるようになりますよ。

 

 

<できなかったことができる喜び>

できなかったことができるようになるのは、本当にうれしいものです。心にかかった制限を外して、自由にしてくれます。

 

拙書『50歳から夢を追いかけてもいい5つの理由』1章1項には、私がネガティブな思い込みを外して、編み物を楽しめるようになった時のことを書いています。無料公開していますので、ぜひ読んでみて下さいね。

 

 

<『50歳から夢を追いかけてもいい5つの理由』~1章1項~>

 

作家:村川久夢(むらかわくむ)

 

 

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