「古日記（ふるにっき）」と言う言葉は、「今年一年間書き続けた日記が、年末となって残り少なくなったもの」を表し、冬の季語だと知りました。1年間つけた日記をしみじみ眺めると、こんな俳句が浮かびました「古日記苦闘のあともいとおしい」。
＜古日記苦闘のあともいとおしい＞
時々、自己流の下手な俳句を詠んでいます。冬の季語を見ていて、「古日記」とは「今年一年間書き続けた日記が、年末となって残り少なくなったもの」を表し、冬の季語だと知りました。
日記ではありませんが、スケジュール帳と毎日書いた「夢を叶えるノート」（ToDoノート）を見て、しみじみした気持ちになりました。
パソコンの不具合でホームページが機能しなくなり、必死で復旧作業をしたこと、ステップメールやメルマガの設定に四苦八苦しながら配信を始めたこと、新著『ああ、京都人～今を生き抜く知恵おしえます～』の章立てがなかなかできなかったこと、何度もスランプに陥って書けなくなったこと、やっと脱稿したけれど、出版作業に悪戦苦闘していることが、淡々とやるべきことを書いているノートから伺えるのです。
「古日記苦闘のあともいとおしい 久夢」
下手な俳句ですが、私の率直な気持ちが表れていると思います。
＜今の苦労が私の経験となり知恵となる＞
今日は月１回の心療内科の診察でデイケアに参加しました。デイケアには、書道プログラムがあるので、書道プログラムで俳句を筆で書いてみました。書いている時は、一生懸命だったのですが、写真に撮ってみると、イマイチで汗がでましたが、筆で書いてみたかったのです。
パソコンの不具合やメルマガの設定や新著の出版に悪戦苦闘していると、「なんでこんなことしているんかな？」と弱気になることもあります。でも、「古日記苦闘のあともいとおしい」と筆で書いてみると、今の苦労が私の経験となり、知恵となってくれるのを感じました。「自分の信じた道を行くだけだ！」と感じたのです。
＜私の2021年を表す漢字一字＞
「夢を叶えるノート」のお陰で、2021年はいろいろなことを実現できた、成し遂げられたと思ったので、私の2021年を表す漢字一字は「成」を選びました。
心療内科の帰りには、2022年の手帳を買いました。
「日記買う」も暮の季語で、「年末に書店や文房具店に行くと来年の日記が平積みされている。様々なデザインがあり、例年通りのものを選ぶ人もいれば、違った物を選ぶ人、新たに日記を付けようと買い求める人もいる。いずれにせよ来年への希望や期待が込められた季題である」（「きごさい歳時記」より）
2022年も「夢を叶えるノート」を書いて、淡々と自分の夢を叶えようと思いました。
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