緊張と責任が私を成長させる~有料モニターセッションにしたわけ~

インナーチャイルドカードセラピー

ティーチャーコースの第一回の課題は、

10名の方をセッションし、

レポートを提出することです。

 

今日の午後、無事レポートを提出しました。

ご協力頂いたモニター様、

ありがとうございました。

 

最初、セッションさせて頂く10名様は

友人や知人にお願いしようと思っていました。

 

でも、思い切ってモニター様を募り、

有料セッションにさせて頂きました。

 

私がセラピスト養成講座の生徒だった時、

私は無料の練習セッションを

何度も繰り返しました。

 

セラピストの認定書を頂いて、

初めて有料セッションすることを決めた時、

勇気というのか根性というのか、

何かを飛び越える気概が必要でした。

 

「私のセッションは

代金をもらう価値があるのか?」

と責任と緊張を感じました。

身が引き締まる思いでした。

 

無料のモニターセッションに対しても

一生懸命でしたが、

セッション料金を頂いて

セッションするようになると、

自分がインナーチャイルドカードセラピーに

対して主体的になりました。

 

今回、ティーチャーコースの課題である

10人のモニター様を募ることは

簡単ではありませんでした。

友人に頼んだ方がずっとスムーズに課題を

こなせたでしょう。

 

でも、私が頼んだから

セッションを受けて下さった人ではなく、

料金を支払って時間を作ってでも、

セッションを受けたいと思って下さる方に、

つまりインナーチャイルドカードセラピーを

必要として下さる方に

モニターになっていただこうと思ったのです。

 

セッションに対して料金が発生することで、

モニター様も私もセッションに対する真剣さが

高まるように感じたのです。

 

モニターセッションでは、

モニター様と気持ちをひとつにして

良いセッションができたと思っています。

モニター様からも嬉しい感想を頂きました。

 

セラピストになってから、

集客する時、イベントに参加する時、

値上げする時、

そして今回の有料モニターセッションでも、

私は自分が試されたのだと思っています。

 

おそらく、私はそういうことを繰り返して

プロらしくなって行くでしょう。

今回料金を頂いてセッションしたのは、

その緊張と責任が

私を成長させてくれると思ったからです。

 

 

*鬱・夫の死を克服した作家&

インナーチャイルドカードセラピスト

村川久夢(むらかわ くむ)

 

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晩秋の京都~大人の時間~

宿を出ると、早紀は佐伯の後について

京都市営地下鉄に乗り込んだ。

烏丸線から東西線に乗り換え

東山駅に到着した。

 

地上に出ると時雨れだった。

空は灰色だが晴れた日にはない

しっとりとした趣を感じた。

 

佐伯と連れ立って京都に来るのは

何回目だろう。

幼い日を京都で過ごした佐伯は

京都には特別な思い入れがあるようだ。

 

東山駅から東に少し歩くと

白川沿いの柳が目に入った。

白川橋の石碑を川沿いに南に下がると

佐伯が京都に来ると必ず寄る料理店があった。

 

店に入り席に着くと、

「やっぱり京都はいいな。落ち着くよ」

と佐伯が言った。

早紀は黙って頷いた。

 

二人は京野菜の海老芋が主菜の

季節の料理を注文し、

出された香ばしいほうじ茶を飲んだ。

窓から見える白川の流れや川沿いの柳が

のどかだった。

 

「腹が減ったね。

ホテルでは朝飯を食わなかったからな」

「部屋でコーヒーを飲んだだけですもの」

 

程なく料理が運ばれてきた。

この店は京都府内で生産された

有機栽培の野菜だけを使っている。

 

佐伯は蒸し野菜を一口食べ、

「調味料をつけなくても

野菜本来の甘みがあるね」と言った。

「シンプルな調理は

素材の味が試されますよね」

早紀も野菜を味わいながら答えた。

 

「そういうもんだ。

この店の料理は一品一品が

本当に丁寧に作られている。

同じ金額を出せば、

まあまあな肉が食べられるけれど、

やっぱり京都に来た時は、

この料理が食べたいよ」

 

佐伯も早紀もじっくり味わい料理を食べた。

落ち着いた時間が流れた。

 

食事を終えた二人は、

食後の散策場所を話し合い、

店に近い青蓮院や知恩院に

立ち寄ることにして、店を出た。

 

秋は京都が一番趣深く美しい季節だった。

二人は神宮道をのんびりと歩いた。

 

「京都はいつ来ても情緒があるけれど、

僕は晩秋の京都が一番好きだね」

 

「去年来たのは桜の季節でしたよね」

 

「僕は高校の修学旅行で京都に来たけれど

高校生にとって、

あれは市中引き回しみたいなものさ。

京都の良さは大人になって分かるものだと

僕は思うよ」

 

「京都に来るといつもその話ね。

でも本当に秋の京都は情緒があっていいわ。

写真に撮りたいところばかり」

 

「早紀は写真を撮るのが好きだからな」

 

「今日は一眼レフを持って来なかったけれど

スマホのカメラでも秋の京都は絵になるわ」

 

「早紀は写真を撮りだすと、

人が変わったように活動的になるね」

 

青蓮院らしき寺院が見えると

早紀は活発に写真を撮り始めた。

雨に濡れた石畳、苔むしたクスノキの大木、

山門に色づいた木々が美しく映えた。

「紅葉の名所は他にも沢山あるだろうけど、

この名刹の雰囲気は

京都でないと味わえないよ」

 

「平日だからか、雨のせいか、

人ごみが酷くないのもありがたいわ」

 

知恩院の境内にさしかかると

早紀はますます上気した表情になり

快活になった。

記念に二人で写真を撮りたそうなカップルを

見つけると、自分から進んで、

「撮りましょうか?」と声をかけた。

 

佐伯と早紀は古寺の美しさに

ため息をつきながら進むうちに、

有名な知恩院の山門に辿り着いた。

 

山門の柱を通して、

まっすぐな通りと京都の街並みが見渡せた。

早紀はそこでもカップルの写真を

進んで撮ってやっていた。

 

その時、早紀が写真を撮ってやった

若いカップルの女の子が言った。

 

「今度は私が写真を撮りましょうか?」

 

早紀は黙って佐伯の顔を見た。

 

今度は男の子が佐伯の方を見て言った。

「記念になるし

山門を背景にお二人を撮りますよ」

 

その時、佐伯が言った。

「いや、いいよ。夫婦じゃないから・・・」

 

気を効かせて声をかけた男の子は

戸惑った表情になり、

気まずそうな笑顔をみせて立ち去った。

 

「行こう」

佐伯は早紀に声をかけた。

 

早紀は目の前に広がる晩秋の京都の街に

改めて目を向けた。

 

大人の時間がゆっくりと流れた。

 

 

・・・・・<完>・・・・・

 

*鬱・夫の死を克服した作家&

インナーチャイルドカードセラピスト

村川久夢(むらかわ くむ)

 

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実際に会ってみないとね~美女と柿白和え~

ある美女と食事をご一緒する機会がありました。

 

SNSの彼女の投稿に共感することが多く、

また、彼女も私の投稿を

よく読んで下さっていて交流していました。

一度、リアルでゆっくりお会いして、

お話したいなと以前から思っていました。

 

その彼女が京都に来られることになって、

「お時間を頂けますか?」

とメッセージを下さったのです。

 

とても嬉しかったんですが、

ビビリで小心な私、

「え・・・何を話したらええんやろ?」

と一瞬ためらったんですよね。

彼女がとても綺麗な方なので、

柄にもなく緊張してしまったのです。

 

でも、やっぱり

お会いしたい気持ちが強かったので、

一緒に食事をすることをお約束しました。

 

彼女とは白川沿いの

京野菜を丁寧に料理するお店で

昼食をご一緒しました。

 

最初は緊張しましたが彼女は気さくな方で

すぐに打ち解けて話せるようになりました。

話しながら彼女がとても

一途でピュアな方だと感じました。

 

会話が楽しくて、

彼女がとても綺麗な方だからと緊張したことを

すっかり忘れていました。

 

お料理は京野菜の海老芋に

胡麻と柚子を練り込んだ味噌を

かけ焼いた料理、蒸し野菜、柿の白和え、

あっさり炊いた小蕪、味噌汁、お漬物、

ぴかぴかのご飯でした。

*京野菜海老芋の焼き物
*蒸し野菜
*小蕪の煮物

どれも丁寧に料理されていて、

とても美味しく頂いていました。

 

柿の白和えを頂いた時のことです、

器になっている柿にまだたっぷり

果肉がついています。

*柿の白和え

「甘いし食べたいな・・・」

と思ったのですが、私は黙っていました。

 

ふと見ると彼女が、

お箸で果肉をこそげ落としています。

 

「ん!」

心地よいギャップを感じました。

 

私の中で美人は気難しくて

お高くとまっていると勝手な思い込みが

あったのです。

 

「この柿甘いですよね~」

と言って彼女は一心に柿を

こそげ落としているのです。

 

「柿が甘い」それだけなんです。

とても素直で自然で可愛らしく感じました。

彼女への親しみがぐっと増しました。

 

彼女のSNSの投稿から、

彼女の日常の様子や考え方に

親しみを感じていましたが、

やっぱり実際に会ってみることが

大切なんだなと思いました。

 

「~だから」という先入観を取り払って、

素直な心で感じ取ったことが大事ですよね。

 

その後、彼女と紅葉の見学に行きました。

緊張はもうすっかり消えて、

趣き深い晩秋の京都を楽しむことが

出来ました。

今度は私の方から彼女を

訪ねて行こうと思いながら。

 

*鬱・夫の死を克服した作家&

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