短編小説 【短編小説】ほろ酔い Posted on 2026年4月12日 by murakawakumu0108 / 0件のコメント みずほが所用を済ませると、夕方になっていた。彼女が好きな春の宵だ。 ――清少納言は「春はあけぼの」が良いと言うけれど、私は春の宵が好き。まだ明るさの残る淡いグレーの空の頃が。 少し肌寒かったが春風に吹かれて御池通を歩い...