碁盤の目が「当たり前」の京都人で大丈夫?~東京で知った現在地

 私は京都生で京都育ち。それでも特に不自由を感じることなく過ごしています。

でも、先日、国立国会図書館へ個人が出版した本でも寄贈でき、寄贈すれば保管して、データベースに登録してもらえることを知りました。

自著4冊をどうしても国会図書館へ寄贈したくなり、東京永田町にある国会図書館まで行くことを決意したのです。

 

国立国会図書館にて

 

この記事では、慣れ親しんだ快適環境から短期間でも出ることが、自分を客観視でき、自分の現在地を確認できることを記しました。

 

京都に住んでいると、道路はまっすぐ、交差点は直角で交わり、碁盤の目になっているのが、「当たり前」だと思いこんでしまうのです。

また、景観条例で高さ制限があるので、視界を遮る障害物や高層ビルもありません。

先日、東京に行き、上野駅広小路口から徒歩2分ほどの場所にホテルを取りました。

上野駅広小路口

 

広小路口から出ると、道路は三叉路、いえ四叉路に分かれ、頭上には高速道路があり、それを支える太い柱が視界を遮るのです。

広い道路の向こう側に渡るにも、階段がいくつもに分かれていて歩道橋を上がらないとだめなんです。

「道がまっすぐと違う! 交差点は斜めや! 障害物で見通せへん!」とパニックになってしまいました。

私の「当たり前」は脆くも崩れ、徒歩2分のホテルに1時間半経ってもたどりつけなかったのです。

 

「ナビを使えばいいのに」と思われましたか? 

実はナビを見ても自分が、どこにいるのかが理解できませんでした。どちらを向いて行けばいいのかがわからないのです。

ナビには道路の名前が記されていないことが多く、現在地がわからないのです。

結局、道路脇に設置されている地図を探して、「現在地」を何度も確認しました。私はどんどん反対の方向に歩いていたのです。

 

上野恩賜公園案内図

 

どんなに一生懸命に歩いても、「現在地」がわからないと、違う方向に歩いていて、目的地から離れるばかりでした。

「現在地」がわからないことは怖いですよね。

これは人生でも言えることかもしれません。自分の立ち位置がわからないと、むやみに頑張っても、自分がたどり着きたいところから、実は離れていたりするのです。

無意識にとらわれていた「当たり前」の方向感覚を捨て、交差点では必ず地図を探しました。地図が設置されていない時は、まわりの建物を見て、自分の現在地を確認したのです。

現在地を確認して、間違った道や方向に歩いていることがわかったら、たとえ時間がかかっても確認できた場所まで引き返しました。

 

地下道や地下鉄の出口から地上に出ると、もっと現在地がわからなくなりました。

国会図書館に行った時も、赤坂見附駅で降りて地上に上がると、どちらに行ったらいいかわからず、とりあえず歩き出しましたが、なんだか違うように感じたのです。

国会図書館は永田町にあり、国会議事堂から近いため、通行人は警官ばかりでした。しかも「お巡りさん」という感じではない、怖そうな「警官」なんです。

 

永田町は警官が多数

 

でも、思い切って怖そうに見える警官に尋ねると、とても優しく丁寧に教えてくれました。

そう言えば、子どものころ、道に迷ったら交番やお巡りさんに尋ねなさいと教えられたことを思い出しました。

実は、東京メトロに乗ったのも初めてだったのですが、目的地の赤坂見附駅方面とは反対方向の改札を通ってしまったのです。

駅員さんに自動改札を開けてもらい、行きたい方向のホームも教えてもらいました。

信頼できる人に尋ねるということも大事ですね。これも人生と同じかもしれません。

 

東京には何度か行ったことがありましたが、それまではいつも渋谷付近で、しかも東京の友人がつきっきりで案内してくれたのです。

今回は上野、永田町、日本橋を自分の足で歩き、ナビや地図を見て、人に尋ね、時にはタクシーで移動しました。

この経験で、初めての場所で道がわからなくなったり、迷ったりした時の対処法を体験できたのです。

 

初めての場所では、

①自分の当たり前を捨てる

②自分の現在地を知る

③迷った時の対処法をもつ

 

これが大切だと気づきました。この気づきで自信もつきました。

道は時として、人生を象徴しますよね。人生でなにかに初めて挑戦する時、自分の固定観念を捨て、自分を俯瞰し、失敗した時の対処法を持つことが大事なんだとも実感しています。

慣れ親しんだ「当たり前」が通じる世界は快適です。

 

自宅のリビングルーム

 

でも、時には快適環境(コンフォートゾーン)から出る勇気を持ちたいですね。その先にこそ、新しい「現在地」が待っているのですから。

(碁盤の目が「当たり前」の京都人で大丈夫?~東京迷子で知った現在地:村川久夢)

 


 

 

 

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