
父が亡くなった日、通夜、告別式、私は特に何をしたでもなく、弟がすべて用意してくれました。私は側にいただけで、何をしたわけでもないのに、クタクタに疲れていました。
今日、目覚めたら、もうお昼でした。朝食兼昼食を取りましたが、何をする気にもなれませんでした。
甘いものが大好きだった父のために、おはぎやアンパンを供えた、父の祭壇の前にしばらく座っていました。遺影の父は、「おはぎどうや? 食べたかったら食べてもええで」と今にも言い出しそうな笑顔でした。白百合の香りが漂っていました。
その後、またベッドに戻りました。眠くて眠くて、起きていることが、できなかったのです。横になるとすぐに眠ってしまいました。ずいぶん長い間、眠っていて、目が覚めたら、午後8時を過ぎていました。
夢も見ていました。今はもう取り壊されて実在しない実家が出てきました。弟がおはぎを作り、17年前に亡くなった母が、弟のおはぎが美味しいと褒めていたのです。昔は、束縛のように感じていた「家族」がひどく恋しく思えました。
ぐっすり眠ったからか、少し楽になり、最近始めた「note―つくる、つなぐ、とどける」に以前書いた掌編小説を加筆して、投稿しました。パソコンに向かって書き出すと、疲れは感じませんでした。
父も書くことが好きで、退職後、長い間「文章教室」に通っていました。教室が閉講になると、教室の先生が主宰する同人誌に毎号投稿したものです。地方紙の読者欄にもよく投稿していて、何度も採用され、記事にしてもらっていました。家族で東欧や北欧を旅行した折には、手作りの旅行記を出したり。
父が88歳の時には、米寿祝いとして、同人誌に投稿した作品、東欧や北欧の旅行記をまとめて、エッセイ集『はるかなりふみのみち』を自費出版しました。
父は「わしが占いの先生に頼んで、ええ名前をつけてやったのに!」と、私のペンネームが気に入らないようでした。でも、私の三冊の著書は読んでくれたのでした。
私が書くことが好きなのは、父ゆずりかも知れません。少し休んだら、父のようにコツコツと書き続けたいです。

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