
私は粘り強いと思います。自己肯定感が低くて、自分には良いところがないと思っていた頃も、粘り強さは、私の数少ない長所だと思っていました。私が粘り強くなったのは、間違いなく、母の影響でした。
幼い頃から、私は本を読むことが大好きだったので、途中で投げ出すことはありませんでした。お話を書くことも大好きで、それも途中で投げ出すことはなかったのです。できないと悔しくて、できるまでとことん頑張る方でした。
私の母は厳しい人だったので、私は母から「一度始めたことは、最後までやり抜きなさい」とつねづね言い聞かされていました。嫌だと思っても、辞めさせてくれませんでした。たとえば書道塾とか華道教室とか……。嫌なことを続けていたのは、私が粘り強かったというより、我慢強かったのかもしれません。
私が粘り強くなった理由は、肯定面、否定面ともにありますが、粘り強さは私が認められる数少ない長所です。
反対に、私の短所は鈍くさいことです。自動車の運転免許を取るために、教習所に通っていた時、私の鈍くささが全面に出てしまいました。実践教習になった時、私があまりに鈍くさいので、教官から「運転免許を取っても、車を運転しようなんて気は、絶対に起こしてはいけない」と言われたほどだったのです。
教習所から帰って来て、私が落ち込んでいると、いつもは私に厳しい母が、こう言いました。
「他の子に出来て、あんたみたいな粘り強い子が、出来ひんわけがない」と。
表現の下手な母の精一杯の励ましだったと思います。私は、母のことばに、とても励まされたのでした。
自分の粘り強さを感じる時、よく母のことを思い出します。母も本当に粘り強く、我慢強い人でした。私は、母が私の粘り強さを褒めてくれたのが、よほど嬉しかったのでしょう。何かを投げ出しそうになった時、いつも母のことばを思い出す私でした。

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