いつまで親のせいにするつもり?

一般的に幼い日は、

伸び伸びと無邪気に過ごし、

懐かしむ人が多いようです。

でも、私の場合は少し違っています。

 

 

<一家の支配者>

 

それは明治24年生まれの

父方の祖母の影響でした。

 

私が生まれた時、祖母は70才でした。

私たち一家は、

父方の祖父母と同居していましたが、

この祖母はわが家の支配者でした。

 

私は、初めての内孫だったこともあって、

この祖母の影響をもろに受けて育ちました。

 

 

<過保護過干渉>

 

祖母は典型的な過保護、過干渉でした。

幼い頃、私は祖母から、

「お前は足が弱い、すぐに転ける。

外を歩く時は必ず

大人と手をつないで歩くように。

絶対に走ってはいけない」

と言われていました。

 

私は特に足が弱いわけでは

ありませんでしたが、

祖母のありがたくない配慮のおかげで

私は虚弱に育ってしまいました。

 

少しでも走ったりしたら、

「危ない!

走ったらあかんって言うてるやろ! 」

と烈火のごとく怒りました。

「危ない! 」「怖い! 」

それが祖母の口癖でした。

 

私が彼女の監視が届かない、

外で遊ぶことを極端に嫌がり、

活発な同年代の子どもを嫌いました。

 

おかげで私は同年代の子どもと

遊ぶ機会を逃してしまいました。

同年代の子どもと

とどのように接したらいいのか、

学習することなく学齢に達しました。

 

また、身体を動かして

遊んだ経験がなかったので、

身体を動かすことに恐怖感を

感じるようになっていました。

 

 

<集団生活ができない>

 

祖母なりの愛情だったのでしょうが、

本当にありがたくない愛情でした。

 

私は小学校に入学して、

困ることが本当にたくさんありました。

集団生活が全然できないのです。

 

実技教科、ことに体育に悩まされました。

個人競技は、まだしも、

私はバレーボール等の

集団競技が超苦手でした。

 

学級の時間にソフトボールをしていて、

スポーツが大好きでやんちゃな男の子と

同じチームになりました。

私はグローブをどちらの手に

はめたら良いのか、

バットでボールを打ったら、

どちらの方向に走ったらいいのかも

分かりませんでした。

何よりソフトボールと言いながら

硬いボールが怖く感じました。

 

結局、私のチームが負けました。

スポーツが好きでやんちゃな男の子に、

肩を掴まれて、

「お前の為に負けたやんけ!! 」

と言われて、情けない申し訳ない、

嫌な思いをしました。

 

私が小学生だった昭和40年代は、

根性論が幅をきかせていて、

体育の授業の度に私は先生から

「根性がない」と言われました。

 

 

<生きづらさに悩む>

 

祖母は私が高校3年になるまで

存命で一家に睨みを効かせていました。

 

私は本好きで本ばかり読んでいました。

本に逃げるしかなかったのでしょう。

自分の悩みや鬱憤は

日記に書きなぐっていました。

 

私は人付き合いが苦手で、

友だちを作れない、

人と打ちとけられない自分に

ずっと悩み苦しんでいました。

常に生きづらさに悩んでいました。

 

 

<いつまで親のせいにするつもり?>

 

自分の生きづらさをわかって欲しくて、

祖母に支配されていたことを

友人に話すと彼女はこう言いました。

 

「いつまで

お祖母ちゃんのせいにするつもり?」

ものすごくショックでした!

確かに私は十分に大人でした。

 

でも、生まれた時から18才までに

刷り込まれた考え方や価値観から抜け出せず、

苦しんでいる人に言う言葉ではないだろうと

強い反発を覚えました。

 

最近、毒親という言葉を耳にします。

祖母は間違いなく毒祖母でした。

 

 

<年齢は関係ない>

 

インナーチャイルドカードセラピーに出会い、

私は祖母から刷り込まれた

考え方や価値観から解放されました。

 

*インナーチャイルドカード

 

セラピストになった今、

生育歴や親との関係に悩む人の

多さに驚きます。

 

毒祖母の息子である父は、

91才になった今でも、

自分の母親が怖かったことや

無条件に子どもを

愛してくれなかったことを

無念そうに話すことがあります。

 

親との関係に悩む人が、

50代、60代であっても、

70代、80代、90代であっても、

年齢は関係ないと考えています。

 

「いつまで親のせいにするつもり?」

などという言葉はもっての外です。

 

 

<インナーチャイルドを癒やす>

 

毒親の悩みであれ、

どんな悩みであれ、

その人が何を悩み、

どのように感じているかを

その人の心に寄り添って

セラピストの私は一緒に考えます。

 

傷ついた幼い日の自分、

つまりインナーチャイルドを

大人になった自分が理解し、

心の傷を癒やしてあげることが

大切なのです。

 

毒親の問題ならば、

幼い自分(インナーチャイルド)を

親の考え方や価値観、

あるいは親そのものから

解放してあげることです。

 

私はインナーチャイルドカードを使って、

クライアントが自分でそのことに

気づかれるまでサポートします。

例えクライアントが何才であっても。

 

 

 

 

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