＜ねばならない思考と本心のギャップ＞
インナーチャイルドカードセラピーの
セッションでクライアントから
「仕事で悩んでいます」
「人間関係で悩んでいます」等
悩みを聞いてセッションを始めます。
でも実際にセッションを始めると、
人間関係等の悩みは表層の問題で、
クライアントが本当に悩んでいるのは
「～でなければならない」
と言う自分を縛る意識と、
「ねばならない思考」に疲れ果てた本心との
ギャップあることが
あまりにも多いので驚きます。
＜自分を責める自分＞
例えば、色々悩みをお聞きした後、
「今一番なにがしたいですか？」
とお尋ねすると、
「何もしたくない寝ていたいです」
と言われる方がたくさんいらっしゃいます。
その答えを聞くと、
「疲れてはるんやな～」
と、つくづく感じます。
物理的に忙しいということも
もちろんありますが、
「休みを取ってゆっくり眠りたいけれど、
みんな忙しいのに私だけが休めない」
「何もしたくない寝ていたいなんて
だらけている気合が足りない」等
義務感、罪悪感、後ろめたさ等の
自分を責める意識に疲れて
苦しんでおられることが多いです。
＜自分を責める意識は強烈＞
自分を責める意識は強烈です。
他の誰に責められるよりキツイです。
24時間つきまとって離れてくれません。
教員時代の私もそうでした。
ガンガンに働いて、
休むことを罪悪のように感じていました。
常に過労で睡眠不足でした。
＜疲れたら休むのは自然なこと＞
疲れた時は休んだらいいのです。
しっかり眠って、
何かしたいと自然に思えるまで
休めばいいのです。
「疲れたら眠って休息する」
とても自然なことではありませんか？
自分の心が何を望んでいるのかを
知ることが一番大切なのです。
心が「疲れている」と感じたなら、
頭は「疲れたから休もう」
と考えられるように
気持ちを整理するのです。
頭と心がバラバラであることは
大変辛いことです。
＜心が何を望んでいるかを知る＞
私たちは日々の生活に追われる中で
自分の心が望むことを
見失っていることが多いのです。
私はインナーチャイルドカードを使って、
自分の心が何を望んでいるのかに
クライアント自身が気づかれる
サポートをしています。
自分が「ねばならない思考」に
陥っていることに気づき、
自分の心が本当に望んでいることに
気づかれた時、クライアントは
本当にホッとした表情になります。
セッションに来られた時は
硬い表情だったクライアントが
１、自分の心が何を望んでいるのか
２、自分の心はどうありたいと思っているのか
３、自分の心はどんな時に幸せを感じるのか
この３つに気づき納得されると、
クライアントはとても明るい顔になられます。
クライアントの明るい表情を見る時が、
セラピスト冥利に尽きる時です。
人目や人の評価、世間体等を気にして
陥っている「ねばならない思考」を捨て、
自分の心が本当に望んでいることを
大切にしたいですね。
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