ありがとう!そしてごめんね!~去って行った友だちへ~

✿マイナス思考に悩んだ日々✿

 

鬱が酷かった頃、

私は本当に暗くて重くてしんどい

困った人でした。

 

いつも身体が重ダルく、

身体を横にし息をしているだけでも

身体が鉛のように重く感じていました。

 

起きていられずベッドで横になると、

すぐに眠ってしまいます。

薬の副作用もあったのでしょう。

 

昼間は死んだように眠り、

人が眠りに就く時間には、

私は目が冴えて眠れませんでした。

ベッドで寝返りをうち悶々としました。

 

発病してあっという間に

昼夜逆転生活に陥りました。

 

そんな身体症状や昼夜逆転生活で

まともな思考が出来るわけもなく、

頭の中はマイナス思考の循環でした。

 

人が私の悪口を言っている。

友だちが私を嫌っている。

私は悪く噂されている。

みんなに攻撃されている。

そんな妄想に囚われて、

私は他人に会うことが恐怖でした。

宅配便を受け取ることさえ出来ずに

寝室に引きこもっていました。

 

 

✿ただ一人の味方✿

 

友だちがどんどん離れて行きました。

そんな時でも私を心配して、

いつも私の話を聞いて

味方になってくれた友だちがいました。

 

病気で辛かったとは言え、

私はその友だちにべったり甘えて

頼り切っていました。

 

 

✿頼るのは私じゃないよ✿

 

ところがある日、

粘り強く私を支えてくれた友だちが、

言いました。

 

「久夢ちゃんが頼るのは私やないよ。

お医者さんとかカウンセラーさんとか、

専門家に相談するべきなんや。

意地悪で言っているんと違うよ」

 

そう言って友だちは私と距離を置き、

去って行きました。

その時は強烈なショックでした。

自分が抜け殻になったように

寂しく感じました。

 

 

✿ごめんね!そしてありがとう!✿

 

でも今は、その友だちこう思います。

「ホンマにありがとう。

そして、ごめんな。

私、ホンマに困った人やったやろ」

それ以外に言葉がありません。

 

友人が言うように、

重い鬱に悩んでいた私が頼るのは、

メンタルな病のプロである

お医者さんやカウンセラーなのです。

いえ、頼ると言うより、

医師やカウンセラーに相談して、

自分で治そうとする姿勢が

私には必要だったのです。

 

鬱で苦しんでいる私から離れていくのは、

友だちにとっても

いい気持ちではなかったはずです。

 

私は友だちが去って行って、

やっと目が覚めました。

自分で病気を治そうと決心できたのです。

 

友だちには心から

「ありがとう」と言いたいです。

 

去っていった友だちへ、

去って行ってくれてありがとう。

あれ以上あなたの負担になって

あなたを傷つけずにすんだ。

かんにんしてな、

私、ホンマに困った人やったやろ。

でも今は、私こんなに元気になったよ。

そして自分の信じた道を歩んでいるよ」

 

 

 

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