鬱っぽい時にすべき5つのこと~今すぐできる対処法~

 

私は鬱を経験したことがあります。現在の主治医に出会うまで、鬱は一進一退でなかなか良くならず、つらい時期を過ごしました。

 

鬱が酷かった時、「どうしてこのつらい時期をやり過ごせばいいのか誰か教えてほしい!」とよく思いました。そんな鬱経験で自分なりに鬱とのつきあい方を学習しました。

 

元気になった今も気分が沈む時ややる気になれない時、鬱経験から学んだ5つのことを実践しています。このブログでは「鬱っぽい時にすべき5つのこと」を紹介しますね。

    

 

【鬱っぽい時にすべき5つのこと】

1、眠って身体を休める 

2、「これを食べたら元気になる!」と思う食物を食べる 

3、罪悪感、後ろめたさを捨てる 

4、「人が自分の悪口を言っている」という疑いを捨てる 

5、つらいこと、嫌なことには終わりがあると自分に言い聞かせる

 

 

1、眠って身体を休める

 

鬱でつらい、鬱っぽい。そういう時はまず眠りましょう。眠れなくても横になって身体を休めましょう。鬱っぽくなる時は、疲れ切っていることが多いです。身体が疲れているとネガティブになってしまいます。

 

寝ても寝ても良くならない時もありますよね。きっと今まで知らず知らずの内に疲れを溜め込んでしまったのでしょう。長い期間に溜め込んだ疲労はじっくり休んで回復させましょう。

 

3~4の項目とも関係しますが、身体を休めることはできても、心が休んでいないと本当の休息にはなりませんものね。

 

「今は休むことが私の仕事なのだ」と言い聞かせて休養して下さい。

 

2、「これを食べたら元気になる!」と思える食物を食べる

「これを食べたら元気になる!」と自分に暗示をかけるのです。

 

・○○小豆バーを食べたら元気になる 

・△△羊羹を食べたら元気が出る 

・□□ドリンクを飲んだらパワー全開

 

私の場合は羊羹でした。なかなか元気になれず、「もう治らないのではないかな」という不安に陥っている自分を元気づける活性剤のような役割を羊羹が果たしていました。

 

3、罪悪感、うしろめたさを捨てる

 

鬱を発症した時、私は学校に務めていました。鬱の身体症状がひどく出勤できない日が続きました。朝、職場に「今日は休みます」と連絡するのが大変つらくて嫌でした。

 

思い切って連絡した後も、「頑張れば出勤できたのではないか?」「私はみんなに迷惑をかけている」「皆働いているのに私は怠けている」と罪悪感やうしろめたさに悩んだものでした。

 

今、鬱で苦しいみなさん。みなさんは今まで本当に一生懸命に働いて来たのではないですか?自分はいつも後回しにして、必死だったのではないですか?過労が鬱の大きな要因ではありませんか?

 

今は、休む時なのです。休んで回復を待つ時なのです。罪悪感や後ろめたさを感じる必要はありません。自分を責める気持ちを切り捨てて、心を休めてあげましょう。

 

4、「人が自分の悪口を言っている」という疑いを捨てる

 

私は鬱が酷い時、「人が私の悪口を言っている」「人が私を批難している」と思い込んで人に会うのが物凄く怖く、部屋に閉じこもって誰にも会いませんでした。

 

「鬱の時に心に浮かぶネガティブな疑いは全て妄想だよ」と主治医に言われました。その通りだと思います。

 

鬱でつらい時、「人が自分を非難している」と思ったら、「鬱がそう思わせているんだ!」と思って下さい。

 

5、つらいこと、嫌なことには終わりがあると自分に言い聞かせる

 

鬱はなかなかしぶとい病気です。「もう治らないんじゃないか・・・」と思えることがよくありました。

 

でも、そんな時は、「今はつらいけれど、嫌なことには絶対に終わりがある!」と自分に言い聞かせて下さい。

 

先が見えないと気持ちが折れてしまいます。「今は、人生のちょっとつらいトンネルにいるのだ」と思いましょう。どんなに長いトンネルでも出口はありますよ。

 

いかがでしたか?「鬱っぽい時にすべき5つのこと~今すぐできる対処法~」今、振り返ると身体的なことは比較的スムーズに実行できました。でも、「罪悪感を捨てる」「疑心暗鬼から抜け出す」など精神的なことは少しコツが必要です。

 

一番のコツは自分を責めないことです。自分に優しくなって下さい。

 

私の5つのアドバイスが少しでも役に立てばとても嬉しいです。

    

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