分断と対立が顕著な今、一番大事で私にもできること

立教大学教授の加藤喜之先生と、哲学者の朱喜哲さんのトークイベント『信仰は共同体となり得るか』に参加しました。

 

 

お二人の対談から、現代社会が「分断と対立」の危うい方向へ進んでいるという強い危機感を肌で感じました。

そしてまた、「だからどうしたらいいのか?」「私に何ができるのか?」を考える貴重な機会を得ました。

私自身も今の社会の危うさを感じます。SNSで飛び交う攻撃的で扇動的なことば。主張と反論ばかりで、会話が成立しない怖さ。自分と違う他を排斥するヒリヒリする空気感。

「だからどうしたらいいの?」という問いかけには、そんなに簡単な回答はありません。むしろ、安直で楽観的な回答を私は怖く感じます。

でも、対談されるお二人の姿から、「難しいから」と言って、簡単に諦めない熱量を受け取りました。

このトークイベントに参加したのは、加藤喜之先生のご著書『福音派~終末論に引き裂かれるアメリカ社会』や出演されている動画に感銘を受けたからです。

 

 

大学の研究室に閉じこもってしまわれず、蒸し暑いことで知られる夏の京都に足を運んで、語り、参加者の疑問に答えてくださること自体にとても励まされました。

加藤先生のご著書『福音派』を読み、出演されている動画を視聴するたびに、深く納得して、そしていつも考えます。「私に何ができるか?」と。

社会の分断や対立の背景には、貧困が厳然と存在しています。

月末になると食費を削らないとやって行けない。給食のない夏休み明けに、痩せて登校してくる児童や生徒。

今日、寝る場所がない。明日、仕事があるかどうかわからない。

このような状況に陥った人は、会話したり、他を理解したりする余裕を失ってしまいます。

そんな現実の前では、自分の無力を感じるばかりです。

でも、かつて貧困から抜け出そうと必死だった自分自身を振り返ると、貧困に苦しんだ私は、そこから抜け出して希望を見出した人に会いたかった。そんな人のことばを聞きたかった。

幸いにもそんな先輩を私は見つけることができて、貧困から抜け出し、人と会話することの大切さを実感しています。

今は、かつての私にこんなことばを伝えたいです。

✅️感情的で攻撃的なことばに踊らされてはいけない。

✅️事実をきちんと見る目を持って、真実を語っている人を見つける。

✅️簡単に諦めない。

どんなに微力でも、これらをことばにして、ブログやSNS、著書で発信する。

どんなに影響力が低くても、ブログの表示回数がどんなに少なくても、簡単には諦めない。

たとえ、私の発信を見てくれる人の数が「1」であっても、「1」は「0」とは違う。

諦めて発信を辞めたら「0」になってしまう。

今日は「1」であっても、毎日続けたら、1年で「365」、10年続けたら「3650」。積み重なっていく。

今、本当に大切で、私にできることは発信を続けること。

今の現実を直視して、私に今できることを考えられた貴重な機会でした。加藤喜之先生、朱喜哲さん、ありがとうございました。

(分断と対立が顕著な今、一番大事で私にもできること:村川久夢)

 

 

 

 

 

 

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