「やる気が出ない」は神さまからの強制休養~意欲は必ず戻る

夏になると、猫たちを失ったことを思い出します。

2023年7月、私は愛猫2匹を失って、ペットロスからうつ病を再発してしまったのです。

そのとき、一番怖かったのは、何も書けなくなったこと。

 

 

主治医に「うつのとき、創作意欲は湧かないよ。でも、治ったらまた何か書きたくなるから」と言われて、ホッとしたのも覚えています。

でも、8ヶ月間も寝込んで本当にどうなることかと思いました。

 

あの頃、怖いほど朝から晩まで眠りこけていました。寝ても寝ても眠れるのです。

少し回復を感じたときは、年が明けて2024年になっていました。

7月からは、毎日のようにデイケアに通って、手芸をしたり、お習字をしたり、ヨガをしたりしたのです。

お習字は、お手本通りに書くことに飽きて、自分で下手な俳句や短歌を詠んで、それを筆で書くようになりました。

主治医のことば通りに創作意欲が戻ってきたのです。

 

当時の私は憑き物でも憑いたように、毎日、短歌を詠みまくっていました。短歌アプリやX(Twitter)でシェアして、急に短歌仲間も増えたのです。

次の短歌もそのときに詠んだ短歌です。

「精霊の帰る旅路を照らす火は 夏の終わりを告げて燃ゆるや くむ」

 

 

夢中で短歌を詠みながら、「短歌は楽しいけれど、私が本当にしたいことはこれじゃない……」という思いが胸の奥に湧き上がりました。

 

 

そして、ものすごく悩んで迷いましたが、インナーチャイルドカードセラピーの活動を辞めて、作家活動に専念することを決意したのです。

9月には、天狼院書店のライティングゼミに参加を開始しました。

ライティングゼミは毎週2,000字程度の作品提出が課題でした。課題が出て、締め切りができると、頭を振り絞って文章を書くようになったのです。

2025年1月からは同書店の小説家養成ゼミに参加しました。

 

さっき、久しぶりに自分が書いた短歌を読んで、当時のことを思い出したのです。

短歌は創作意欲が回復するためのリハビリだったのだと思います。

うつ病で寝込んでいたとき、私の創作意欲も眠っていたのでしょう。体の方も眠っても眠っても眠れるほど、疲れ切っていたのです。

創作活動は本人が思っている以上にエネルギーを消費します。頑張りすぎると、エネルギーが枯渇して、創作意欲が湧かなくなることもあるのです。

私は限度がわからないので、神さまが「ええかげんにせなあかんで!」と私を強制休養させたのでしょう。

 

「ええかげんにせなあかんよ」

 

創作活動だけではなく、だいたい日本人は真面目なので働きすぎなのだと思います。

「やる気が出ない」と感じるときは、エネルギー不足で休養が必要なときです。ぜひ、じっくり休んで下さいね。

 (「やる気が出ない」は神さまからの強制休養~意欲は必ず戻る:村川久夢)

 

 

 

 

 

 

 

約10年前、演奏から感銘を受けたギタリストさんに、なんとわが家で5回もホームコンサートをして頂きました。

そのとき、間近でギターの響きを感じる機会を得たのです。

響きは耳から伝わるだけでなく、全身からお腹や胸にも伝わり、心を押しつけていたものをぽ~んと外してくれたのです。

その経験を「note創作大賞応募作品」の『凍る声、溶ける弦』でも描きました。

このように「心を癒やし、解き放つ」というテーマは、私の小説やブログの原点でもあります。

心に深い傷を負った主人公の雨水四季(うすいしき)と、若きギタリストの伊達颯太朗(だてそうたろう)。

颯太朗が奏でるギターの響きと、四季の歌声が共鳴して、お互いの傷を癒し、心を解放します。

ぜひ、『凍る声、溶ける弦』も読んでみて下さいね。

 

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【note創作大賞応募作品】『凍る声、溶ける弦』

 

 

 

 

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