▶アメリカの給食事情に驚き、日本の「当たり前」を考え直した夜
先日、テレビのドキュメンタリー番組(TBS『報道特集』や『バックステージアメリカ』)を観ていて、ものすごく衝撃を受けるお話がありました。
アメリカの小学校で、子どものお昼ご飯が毎日ポテトチップスだったり、ハンバーガーな子どもが少なからずいたそうです。
野菜などの生鮮食品が高いこともあって、夜ご飯もハンバーガーのこともあるようで、その子は肥満気味😱
同じ年頃の子どもなのに、肥満気味になって健康を損ねている子どもが少なからず存在するという現実を知りました。
アメリカといえば、私にとって「民主主義の国」の象徴のようなイメージがありました。
でも、そんな豊かな国で、子どもが栄養バランスの取れたご飯を食べられない現実があることに、
「え、アメリカって民主主義の国じゃないの?」と大きな疑問が湧いてきたのです。
調べてみてさらに驚いたのは、アメリカの憲法には、「生存権」が存在しないということでした😱😱
▶命を救う制度は、決して「ずるい」ものではない
翻って、私たちの住む日本ではどうでしょうか。
私の友人が、以前、1錠5万円もする高額な薬を90日間飲まなければならなくなったことがありました。
気が遠くなるような金額ですが、日本には「高額療養費制度」があります。
彼女はその制度を利用できたおかげで、治療を続けて無事に病気を治すことができました。
もし医療保険の仕組みが違うアメリカだったら、病気になっただけで破産してしまう人が少なくないといいます。
今年の4月から小学校の給食費が無償化されました。
「お昼ご飯くらい親が弁当を作って持たせるのが愛情だ」と言う人もいるかもしれません。
でも、家庭環境にはどうしても差があります。
どんな環境にある子どもでも、学校に来ればみんな同じように美味しくて栄養バランスの取れたご飯を食べられる。
これこそが、本当に大切なことではないでしょうか。
また、生活保護についても色々な意見がありますが、人間だれしも、いつ突然の病気や怪我で働けなくなるか分かりません。
この制度は、私たちの社会が絶対に守っていかなければならない最後のセーフティネット(命綱)だと思うのです。
▶ネットの「バズ」に踊らされない、現実を見る目
しかし最近、SNSを見ていると、これらの制度を攻撃するような投稿をよく目にします。
たとえば、「高額療養費制度を悪用して、注射3本で何十万円も補助をもらっている。ずるい」といった書き込みです。
これを見て、私は自分の経験を思い出しました。
私は昔、子宮筋腫の治療で「リュープリン」という注射を打っていましたが、保険を適用しても1本1万円しました。
もし保険がなかったら、実質10万円近くかかっていたはずです。制度がなければ、私は治療を続けられませんでした。
個々の切実な事情も知らずに、表面だけを切り取って「ずるい」と叩く風潮には、とても違和感を覚えます。
また、「生活保護をもらっているのにベンツに乗っている人がいる」という極端なデマもよく流れてきます。
私は心療内科のデイケアに通っている関係もあり、実際に生活保護を利用されている方をたくさん知っていますが、皆さん本当にカツカツの生活を送られています。
では、なぜSNSではこれほど極端な意見やデマがあたかも「みんなの意見」のように溢れているのでしょうか。
番組では、何百台ものスマートフォンを並べて、お金で「いいね」やシェアの数を人工的に操作する「スマホ農場(クリックファーム)」の現実も紹介されていました。
つまり、特定の制度を引き下げさせたり、無くさせようと企む人たちによって、ネット上の「世論」が意図的に作られている可能性があるのです。
だからこそ、私たちは踊らされてはいけません。
ネットの数字や強い言葉に流されるのではなく、
「✨️事実はどうであって、私たちの生活にとって何がプラスで、何がマイナスなのか✨️」
を、自分の体験やリアルな現実をもとに見極める目を持たなければならないと、強く感じています。
京都在住セラピスト作家:村川久夢

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