最近の私は、ありがたいことにストレスの少ない日々を送っています。
朝から晩まで、自分が本当にしたいことをして、楽しく過ごす毎日。
だから、あまり激しく落ち込むこともなくなりました。
でも、昔はよく落ち込んでいたなぁ、と思い出すことがあります。
そんな昔の記憶をたどっていた時、以前X(旧Twitter)で見かけた、ある素敵なことばをふと思い出しました。
・・・・・*・・・・・*・・・・・
「落ち込んだら、無理に上がろうとしなくていい。
どんどん落ち込んで、海の底まで深く沈んでいけばいい。
底まで行ったら、今まで見たこともないような深海魚に出会えるかもしれないから」
・・・・・*・・・・・*・・・・・
このことばに触れたとき、胸の奥がすっと軽くなるような、不思議な納得感がありました。
私たちはつい、「落ち込むのは悪いこと」「早く元気にならなきゃ」と思ってしまいがちです。
でも、落ち込んでしまうものは、しゃあない(仕方のない)ことですよね。
ただ、心がどん底にあるとき、ずっと自分の足元だけを見つめていると、苦しさは終わりなく続いてしまうかもしれません。
そんなとき、ふっと顔を上げて、周りを見渡してみる。
すると、そこには地上の世界では決して出会えなかった、「深海魚」のような、新しい景色や大切な気づきが泳いでいるかもしれないのです。
心が繊細になっているからこそ気づける、人の優しさ。
静かな暗闇だからこそ見えてくる、自分の本当の願い。
落ち込む時間は、決して無駄な時間ではなく、今まで見えなかったものに出会える特別なチャンス。
そう思えたら、人生のどんなときも、少しだけ愛おしく感じられるような気がします。
今、もし暗い海の底にいるような気持ちの方がいたら、無理に浮き上がろうとせず、
まずはそっと目を凝らしてみてください。
あなただけの美しい深海魚が、すぐそばで見守ってくれているかもしれません。
京都在住セラピスト作家:村川久夢

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