▶「自らの国は自らが護る!」と小泉防衛大臣
先日、YouTubeを見ていたら、5月31日にシンガポールで開催された「アジア安全保障会議(シャングリラ会合)」で、小泉防衛大臣が演説されている動画がながれてきました。中国が日本の防衛力強化を「新型軍国主義」だと批判していることに、強く反論されていたのです。
そのあとに自動再生された「【小泉進次郎 防衛大臣】アメリカ・韓国との防衛相会談を終えて臨時会見」では、このようにも発言されていました。
「自らの国は自ら守る。この基本姿勢も引き続き我が国自身が主体的な判断で、具体的な議論を積み上げていきたいと思います」
小泉大臣が防衛という分野に対して強い関心を持ち、流暢な英語で堂々とスピーチできた背景には、このアメリカの最高峰の研究所(CSIS)でみっちりと世界の安全保障のウラ側を学んだという確かなバックボーンがあるからなのでしょう。
なるほど、経歴もルックスも完璧、非常にスマートです。
でも、「自らの国は自ら守る」ということばに、私の頭に大きな「?」が浮かびました。

▶話し合いはしんきくさい(まどろっこしい)ことなの?
今、世界は「話し合い」や「外交」で問題の解決を探るより、「力で解決」しようとする傾向が大変強くなり、世界的な対立や分断が起こっています。
「話し合いなんてしんきくさい(まどろっこしい)ことは言ってられない!」というところなのでしょう。
また、防衛産業(軍事産業)は紛争や戦争が起こり、戦闘が激しくなればなるほど、儲かるのも現実です。実際にトランプファミリーは、戦争が続けば大儲けできます。
でも、そんな世界だからこそ、日本の政府には「話し合い」や「外交」と言ったソフトパワーで、国を護る方法を探してほしいと強く感じました。
▶選択肢は軍事力だけですか?
「そんな甘っちょろいことは言ってられない! 軍事力が必要だ!」と言われそうです。
でも、仮に外国から攻撃対象になったとしても、軍事力だけが防衛力でしょうか?
軍事力とともに、「無視できない経済力・技術力」を持つことも抑止力になるのではないかと思いました。
日本は早くから高齢化問題に直面していて、介護現場での問題点や改善方法に関する膨大なデータを保有しています。
また、日本は進んだ機械技術を保有する会社も存在しているのです。
これから先進国は高齢社会に入り、進んだ介護ロボットの需要が伸びると予測されます。
介護ロボットの開発実装は、日本の介護問題の解決だけでなく、これから成長する産業だと私は思います。
介護に特化したAIを搭載した介護ロボットを開発する会社の成長を促進して、日本にしか開発できない「AI搭載介護ロボット」を日本の盾にすることができるのではないでしょうか?
▶日本には国際的な信用がある!
それに、今まで日本が築いてきた国際的な信用(国連や福祉団体への経済的・人的援助、災害復旧への援助など)も大きな力です。
実際、今の国の方針としても、アグリテックで食料自給を守ることや、優秀な研究者を育てることに力を入れようとしています。
それは、単なる経済の成長だけでなく、日本が『世界に必要とされる不可欠な存在』になることで、有事の際に他国から攻撃を受けにくくする、戦略的な平和への道なのだと感じます。
対立するだけではなく、「共通の課題」をテクノロジーの力で共有し、協力して解決していくプロセスも非常に大事ではないでしょうか?
小泉防衛大臣のように容姿端麗で英語も流暢なパリッとした政治家が、颯爽と演説すると、説得力がありますね。
でも、私は日本を護るのは軍事力だけではないと思いました。
世界を分断する力ではなく、世界から必要とされる信用と技術で国を護る。小泉氏にはそんな未来を語れる政治家であってほしいです。
どれだけ高身長でハンサム、英語の演説が素晴らしくても、その根底にある考え方に共感できなければ、人の心は1ミリも動かせません。

その恵まれた容姿や能力を、「日本は国際的信用や進んだAI搭載介護ロボットで護れるのだ!」という方針でフルに生かしてほしいです。
(選択肢はそれだけですか?~軍事力とAI搭載介護ロボット:村川久夢)
《合わせて読んでほしい記事》
今回お話しした「軍事力以外の抑止力」という考え方の原点となった、私の小学生時代の苦い体験談です。「長いものに巻かれずに自分を守る方法」を、身近な人間関係に引き寄せて書いています。ぜひこちらも一緒にご覧ください。
*長いものに巻かれていいの?~自分を守る方法

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