父が倒れて6日経ちました。
昨日は積極的に父に水分補給をさせ、
バナナカステラでしたが、
固形物も食べさせました。
一時、父の症状は悪くなる一方で
とても不安でしたが、
積極的な水分補給のおかげなのか、
たとえ少しでも固形物を食べたからか、
今日の父は落ち着いていました。
好物のミニアンパンと
甘いミルクコーヒーの朝食を取っていた父が、
「今日は鰻と違うんかいな?」
と昨夜私と話したことを覚えていました。
ちょっと食欲も出てきたようです。
でも、今日の夕食はうなぎ丼ではなく、
私が作った木の葉丼でした。
私と弟は先に食事をして、
二人で父の食事の介助をしました。
木の葉は父が食べやすいように、
少し汁を多めにしました。
父はベッドに腰掛けて、
弟が父を支えて、
私が父に木の葉丼を食べさせました。
父は、腰が痛いようでしたが、
食欲はあって美味しそうに木の葉丼を
食べました。
「すまんな~おおきに~かんにんやで~
いたた~!腰痛い!
息子!腰さすって!もっと右!
そこと違う!上や!」
と木の葉丼を食べながら
弟に擦る場所を指示する父。
「美味しいか?」
と私が尋ねると、
「美味しいけどスプーンが小さいな~」
と文句を忘れずに口を動かす父。
「オトーチャン、忙しいな」
と弟が言うと、
「ホンマや、そやけど、
娘も息子も孝行な子でありがたや~
南無阿弥陀仏(なまんだぶつ)~」
と手を合わせて拝む父。
「オトーチャン、優しい息子と娘やろ~」
と私、
「親の教育がええからや~」
と弟、
「ホンマやな~」
と父、
動けなくなった父を娘息子で介護する
ある意味深刻な場面ですが、
なんだか3人とも可笑しくなって、
声を出して笑いました。
明後日は、ケアマネジャーさんが来て、
近所にあるデイケアサービスの
使用の話しをすることになりました。
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*鬱・夫の死を克服した作家&
インナーチャイルドカードセラピスト
村川久夢(むらかわ くむ)
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