子どものころ、心ない大人にこう言われ続けました😱
「この子、お母さんはべっぴんさんやのにな……」
「美人のお母さんに似てへんな……」
とか、あからさまに
「この子、器量悪いな」とか😭
家族は口をそろえて「器量が悪いから、気くらい利かさんとアカンで!」と言ったものです。
酷いと思いませんか?
子どもの頃の写真を見ると、顔立ちは特に悪いわけではないのに、表情がおどおどしていて、子どもらしい無邪気さがまったくないのです。

みんなよってたかって、私の幼い心に傷をつけました。私に感情がないかのように。
▶美人の母を持つ普通の容姿の娘は大変だった
母は目立つ美人でした。美人の母を持つ普通の容姿の娘は大変なんです。

母は美人なだけでなく、働き者で家事全般を滞りなくこなし、手先も器用で子どもの服や雑貨を作ってくれました。
こういうタイプは妬まれたり、嫉妬の対象になったりするようです。
そんな母の娘が普通の器量だと、母に反感を持っていた人たちは、鬼の首でも取ったかのように、「お母さんは美人なのに!」と喜々として言いました。
母に落ち度がないので、ケチのつけようがなかった人たちは、鬱憤を晴らすように、私が母に似ていないことばかり言い立てました。
最低やわ~~~!
▶人からどう見られるかばかり気にしていた
「ずっと人からどう見られるか?」ばかりを気にしていました。いつも誰かと比べられているようで、びくびくしていました。
「顔の大きさに対して目が小さい」
「鼻が低くてあぐらをかいている」
「頬骨が高い」
「顔が大きい」
などなど、劣等感でいっぱいでした。
たまに「可愛いね」とか「綺麗になったね」と言われても、「ホンマやろか? なんか下心があるんやろうか?」と素直に受け止められなかったのです。
子どもの頃の刷り込みが、そうさせていたのでしょう。
▶心の制限が魅力を殺してしまった
インナーチャイルドカードセラピーに出会い、セラピストになって、私の中には、傷つけられて、自信をなくし、小さくなっている幼い私自身が存在していることに気づいたのです。
傷ついた幼い自分自身を癒せないと、それが心の制限になって、その人を縛ってしまいます。
以前、心療内科のデイケアが主催したドッグセラピーに参加したことがありました。

その時、デイケアルームでは硬い能面のような表情の女性が、ワンちゃんのリードを引いて走ったり、ワンちゃんを抱っこしたりすると、いきいきした表情になりとてもチャーミングになったので驚きました。
能面のような表情のときは気づきませんでしたが、彼女は目鼻立ちが整ったとてもきれいな女性なんです。
劣等感という心の制限が、彼女の魅力を押し殺してしまっていたのでしょう。
▶自分自身が自分を好きになれたから
私自身も還暦を越えて、「穏やかで楽しそうな顔になったな。悪くないやん✨️」と自分で思えるようになりました。
無理にそう思おうとしているわけではなく、普通にそう思えるようになったのです。
今、昔の写真を見ると、「案外、可愛いやん! 損した~!」と思います。あんなにおどおどしなくても良かったんですよね。

確かに私は母より父に似ていて、というか、父方の祖母とそっくりなんですね。それに、年齢を重ねると母にも似てきました。
心から好きなことをして、楽しそうでいきいきしている私は、若々しいし、チャーミングだと思います。

そして何より、「人からどう見られるか」ではなく、私自身が私の顔が好きだと思えるようになったことが大きいです。
私が「美人の母に似ていない」という呪縛から自由になったお話でした。
(還暦すぎの顔が好き!~美人の母に似ていない呪縛を越えて:村川久夢)
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『50歳から夢を追いかけてもいい5つの理由』は、村川久夢がうつ病、夫の急逝、失職など50代で経験したつらい出来事から復活し、「もう年だから」「今さら遅いから」などの「心の制限」を外し、50代で人生を再生させたノンフィクションです。誰かのためではなく、自分の心にしたがって生きるようになった経験を描きました。
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