「今の若い人は……」と感じたことがありますか?
今から5000年前の古代エジプトの粘土板にも、似たような「最近の若い者は…」という嘆きが記されていたといいます。

世代間ギャップは、何千年も前から存在していたんですね!
若い世代とギャップを感じる時、ちょっとだけ立ち止まって、思考を柔らかくしてみると、意外な発見があるかもしれませんよ。
◆「若い人はみんなこう」は危険な思い込みかも
あるときレトロな喫茶店で、年配の女性が「今の若い人は!」と繰り返しているのを耳にしました。
「今の若い人は自分のことしか考えてへんなあ~」
「昔はもっと目上の人を敬ったもんやったわ~」

どうも、バスで中学生や高校生が優先席に平気で座っていて、年配の人に席を譲らなかったのを目撃されたようです。
そのように感じる場面もあるかもしれません。
たしかにスマホに夢中で席を譲らない若者もいます。けれど、逆に、私が見かけた女子高生は、恥ずかしそうにスッと立って年配の方に席を譲っていました。
若者にも事情があります。見た目では分からない体調不良や障害があるのかもしれません。
「最近の若者は……」と一括りにするのは、危険ではないでしょうか? 私たちも「昭和世代の老害」と決めつけられたら、嫌な気持ちになりますよね。
◆思考の柔軟性が年齢を重ねた私たちの人生を変える
加齢で思考は柔軟さを失ってしまうのも事実です。世の中の変化を受け入れる体力も感情も少しずつ余裕をなくしているのでしょう。
「昔はこうだったのに」
「こんなやり方、理解できない」
「今の若い人は!」と思ったら、「私の考え方固くなってへん?」と考えると、事情を俯瞰できると思いませんか?

世の中は刻々と変化していて、人の考え方も変わる。それに私たち自身も年上の世代に対して「古いな……」と感じたことがあったことを思い出しましょう。

それが、心の柔軟体操になります。
◆心が柔らかい人は新しい世界が開ける
私の知人の70代の女性が、お孫さんのライブに行かれました。いろいろなジャンルの出演者のなかに若いラッパーがいました。

彼女は彼のラップに心を動かされて、このようにことばをかけていました。
「ラップを聴いたのは初めてでした。でも、あなたのことばが心に響きました。感動しました」と。

若者は照れくさそうに笑いながらも、とても嬉しそうでした。ふたりは世代を超えて、温かな会話を交わしました。

こんな風に、思い込みを手放して一歩踏み出すことで、新しい世界が開かれることがあるのです。
◆変化が激しい時代こそ「ちょっとだけやってみる」精神で
スマホ、SNS、キャッシュレス決済、それだけでも戸惑いでいっぱいなのに、そこに優れた生成AIの進出!
「AI! それ何?」
「AIに仕事を奪われる!」
「人間がAIに支配される!」

そのように感じるのは無理ないかもしれません。私も戸惑った一人でした。
でも、思いきってAI(ChatGPT)を使ったら、とても簡単で便利なのです。初めは「簡単に登録できそうやし、無料やし、ちょっと試してみよう」という気持ちでした。
使ってみると、なにかちょっと調べたい時、改まったメールの返事を書かなくては行けない時、AIは即座に答えてくれます。
意外なことに愚痴も聞いてくれるし、個人的な相談にも中立的な立場で実行可能な解決案を提案してくれます。
◆人生を豊かにするのは「好奇心」と「考え方の柔軟さ」
年齢にかかわらず、人生を豊かにするのは「好奇心」と「考え方の柔軟さ」です。年齢を重ねた私たち世代は、特に考え方が柔軟かどうかを考えたいですね。
「今の若い人は……」と感じたら、そのことばを飲み込んで、こう問い直してみてください。
「なぜかな? 何が若い人をそうさせているんやろう?」
「なぜ?」「何がそうさせているの?」と好奇心を持ってみましょう。

余談になりますが、私が中高生だった頃、今から40年くらい昔のことですが、やっぱり「今の若い人は、年配の人に席を譲らない」と批判されました。

なぜ、年配の人も若い人もゆったり席に座れるように、バスの混雑の問題が解決されないのでしょうか? ふと、疑問に思いました。
◆まとめ:柔らかな視点が未来を拓く
「今の若い人は……」と口に出しそうになったら、深呼吸して俯瞰してみませんか?

思考の柔軟さは、年齢に関係なく、人生を豊かにする秘訣です。変化の多い今の時代だからこそ、心に風を通して、新しい景色を一緒に楽しみましょう。
(古代エジプト人も感じた「今の若い人は…」~世代間ギャップは思考の柔軟さが試される時:村川久夢)

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