もう一人の私からのメッセージ～感じる心を大切に～

　

ある日突然、大草原にいる自分の姿が心に浮かびました。颯爽と馬に乗っているというようなかっこいい姿ではなく、歌を歌いながら、燃料にする乾燥した馬糞等を拾っている、そんなイメージだったのです。今までそんな経験は一度もありませんでした。

　

でも、そのイメージはとてもシックリくるのです。イメージの私はのびのびゆったりしていました。爽やかな風が吹いているのをリアルに感じます。不思議な快い経験だったのです。

　

私が生まれ育ったのは、躾が厳しい過干渉とも言える環境でした。私は小さな家に閉じ込められて、「あれをしてはいけない」「これをしてはいけない」と禁止づくめの窮屈な環境で育ったのでした。

　

私は間違いをしないようにビクビク、オドオドしながら生きてきました。もう一人の私とは正反対な生き方をしていたのです。もう一人の私と私には、大きなギャップがあったのです。そのギャップに私は気づいていませんでした。だからいつも生きづらかったのでしょう。

　

心を制限されている私に、大草原でのびのびと歌を歌っているもう一人の私がメッセージをくれたのです。「あんた、よく耐えてるね」「我慢強いね」「感じる心をもっと大切にしたら」と。

　

　

あなたも心の声に耳を澄ませば、「感じる心をもっと大切にして」というもう一人のあなたからのメッセージが聞こえてくるかも知れないですね。

　

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