昔「自分に優しくする」とは、どういうことなのかわかりませんでした。このブログでは、自分に優しくすることについて考えます。
私は「人様から笑われないように」「世間に恥じないように」等々、人の機嫌ばかり気にして、自分に厳しく、我慢することが美徳だという環境で育ちました。いつの間にか、自分が楽しいことをすることに後ろめたさを感じるようになってしまったのです。
人の評価ばかりを気にして、頑張りすぎて、気がついたら心を病んでいました。
心療内科のカウンセリングを受けていた頃、カウンセラーから「もっと自分に優しくしてあげて」と言われるようになりました。その頃は「自分に優しくする」と言われても、どうすればいいのかよくわかりませんでした。
でも、今はわかります。人の評価ではなく、自分が「～したい」と思うことを優先することだと考えています。
私は数年前から、ネイルサロンに通っています。サロンにもよりますが、施術料は決して安くありません。でも、ネイルアートを施してもらうと、爪が綺麗になり、気分が明るくなります。
「贅沢だ！」と感じる人もいるでしょう。でも、私はネイルアートをして爪や手を綺麗に保っていたいので、毎月、ネイルサロンに通っているのです。
以前の私だったら、世間の「贅沢だ！」という風潮を気にして、自分のやってみたい気持ちを抑えていたと思うのです。でも、今は、「やってみたい」という心の声を優先しています。
自分が自分の心の声をいつも気にかけてあげること、それが「自分に優しくする」ことなのです。
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