「しんらん交流館」(京都市下京区)で開催されている「彩りの糸と荘厳ー東本願寺の打敷と刺繍ー」展に行って来ました。展示では、打敷の刺繍ができるまでの過程が紹介され、美しく施された刺繍の技法とそこに込められた職人の技を見学することができました。
<打敷に関わる職人の技が展示>
いつも前を通りながら入ったことがなかった「真宗教化センターしんらん交流館」、先日、通りかかると、美しい龍の刺繍が目に入りました。ポスターによると「彩りの糸と荘厳ー東本願寺の打敷と刺繍ー」展が開催されているようです。見学させてもらうことにしました。(入場無料でした)
東本願寺に関わる職人の技が展示されているようです。今回は打敷に関わる職人の技が展示されていました。
【打敷とは?】
仏教寺院や仏壇に置かれる卓の天板の下にはさむ敷物。荘厳具の一種。(Wikipediaより)
<刺繍が完成するまで>
順路にそって打敷の刺繍が完成する様子を見学しました。
打敷の下絵
図案をもとに刺繍
刺繍中
<「紋」について>
「紋」についての説明や紋の刺繍も興味深く感じました。
「紋」はもともと、平安時代に貴族が牛車や調度品に、草花や動物などをシンプルに文様化した紋をつけて、個人や他の一族と区別したのが最初だとされていることを知りました。
紋の刺繍
紋の説明
<阿弥陀堂上卓打敷>
阿弥陀堂上卓打敷の図案と打敷を間近に見ることができました。
阿弥陀堂上卓打敷の図案
阿弥陀堂上卓打敷
龍の顔
雲(?)
<真宗寺院の打敷>
愛知県の真宗大谷派の寺院で文化4年(1808)に制作された打敷も展示されていました。真宗寺院では刺繍の他に、西陣織のような金襴や緞子で打敷が作られたこともあり、特に布貴重な時代には、門徒の帯や着物を打敷に仕立て直したこともあったそうです。
愛知県の寺院の打敷
<冨塚薫さんの作品>
今回の展示は、宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要(2011年厳修)に新調した打敷の刺繍をされた冨塚薫さんが協力されました。会場には冨塚薫さんの作品も展示されていました。
冨塚薫さんの作品
なんだかほのぼのする作品でした。
東本願寺(おひがっさん)は、小さい頃から親しんで来ました。御影堂や阿弥陀堂にも何度も入ったことがあります。でも、打敷の刺繍を意識することはありませんでした。こんな立派な刺繍がされていたのだなと思いました。今回の展示で、美しく見事な打敷の刺繍を間近にみることができました。
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