【連載小説】『薫~書の道・愛の道~』その10「イルミネーション」

1 ホテルでの書道講習会と懇親会を終えて外に出ると、冬の日はすっかり暮れていた。ホテルのプロムナードはイルミネーションが美しく施されていた。    「イルミネーションが綺麗だ。少し寒いけれど、教室まで歩こう。荷物があるけ...