一見遠回りに思えても・・・

40番レース糸と8号レース針という

細い糸と針の組み合わせで、

ちょっと複雑なパイナップル模様の

ドイリーを編んだことがありました。

 

私は単調な編地を編む時、

編み図を暗記しているので、

とても素早く編むことが出来ます。

 

でも、そんな時は

わかった気になり確認せず編むので、

よく編み間違いをしてしまいます。

結果、せっかく編んだ編地を

泣く泣く解くことになってしまうのです。

何度も編み直すので

結局は時間がかかってしまいます。

 

パイナップル模様のドイリーを編んだ時は、

注意深く何度も編み図を

チェックしながら編みました。

 

じっくり確実に編んだので、

パイナップル模様のドイリーは

複雑な編み図でしたが、

私はほとんど間違うことも、

解くこともありませんでした。

 

パイナップル模様のドイリーを編んだ時、

編む速さはシンプルな編地を編む時より

ずっとゆっくりでした。

でも意外に早く編み上げることが出来ました。

 

その時、「急がば回れ」とは

こういうことなのだなと痛感しました。

 

私は時々編物が

人生を象徴しているように

思えることがあります。

 

一見遠回りに見えても、

目の前にあることを丁寧に確実に

こなして行くことが、

長い目で見れば近道であったりしますね。

パイナップル模様のドイリーを編んだ経験で

そのことを実感した私でした。

 

*鬱・夫の死を克服した作家&

インナーチャイルドカードセラピスト

村川久夢(むらかわ くむ)

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やっとキッチンに立てるようになった!

夫の死後、私はずいぶん長い間、

キッチンに立つことができなかった。

当然のことだがキッチンは

賞味期限切れの食材だらけになった。

 

比較的賞味期限が長い調味料も

ほとんどが期限切れだった。

 

どの調味料の賞味期限も2009年…。

 夫が亡くなった年だ…。

夫が亡くなってから

私は料理できなくなっていたようだ。

 

キッチンに立って料理しようとすると、

「これは夫が好きだった料理だ…」

「美味しいといって食べてくれたよな…」

「頑張って作っても

食べてくれる夫はもう居ないんだ…」

と寂寥感と言うのか絶望感と言うのか

どうしようもない思いに襲われたものだった。

 

夫に先立たれ3年ほど経った頃だろうか、

なんとかキッチンに立って

料理できるようになった。

 

少しずつ賞味期限切れの食材の

整理も始めた。

ネットで調べて使えそうなものは使い、

使えなくなったものは

思い切って処分したのだ。

 

でも、賞味期限が

切れているのはわかっていても

処分しようとすると、

 

「このお醤油を買った時、

まだ夫は生きていたんだ…」

「このドレッシングの半分は夫が食べたんだ…」

 

と考え始めると

どうしようもなく胸が痛んで

なかなか処分できなかったことを覚えている。

 

整理が必要だったのは、

賞味期限切れの食品より

むしろ私の気持ちだった。

 

賞味期限切れ食材を整理出来た頃から、

やっと父との食事に

楽しさを感じられるようになった。

自分の生活を大切にしようと

思えるようになったと言うべきだろうか。

 

ネットでレシピを検索して食材を買い、

調味料を買い足したりしながら

少しずつ私は前向きになって来たようだ。

 

夫の死後、料理できなくなった時も、

辛い思いをして食材を整理した時も、

そして今も、

喜んで食べてくれる人の笑顔があるから

私は頑張って料理できるような気がする。

 

夫が亡くなって9年経った。

 

手作りの優しい味より、

手軽さ楽さに流れている昨今の私。

一人でご飯を食べるときでも、

自分のために

手間暇かけられるようになろうと思う。

黄泉の国で夫が

心配しているかも知れないから。

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かんにんしてな、私ほんまに困った人やったやろ・・・

鬱が酷かった頃、

私は本当に暗くて重くてしんどい

困った人でした。

 

いつも身体が重ダルく、

横になって息をするだけでも

身体が鉛のように重く感じていました。

 

起きていられずベッドで横になると、

すぐに眠ってしまいます。

薬の副作用もあったのでしょう。

 

昼間は死んだように眠り、

人が眠りに就く時間には、

私は目が冴えて眠れませんでした。

ベッドで寝返りをうち悶々としました。

 

発病してあっという間に

昼夜逆転生活に陥りました。

 

そんな身体症状や昼夜逆転生活で

まともな思考が出来るわけもなく、

頭の中はマイナス思考の循環でした。

 

人に批判されている

嫌われている、

悪く噂されている、

攻撃されている。

そんな妄想に囚われて、

私は他人に会うことが恐怖でした。

宅配便を受け取ることさえ出来ずに

寝室に引きこもっていました。

 

人が私からどんどん離れて行きました。

そんな中でも私を心配して、

いつも味方になってくれた友人がいました。

 

病気で辛かったとは言え、

私はその友人にべったり甘えて

頼り切っていました。

 

ある日、粘り強く

私を支えてくれた友人が言いました。

 

「久夢ちゃんが頼るのは私やないよ。

お医者さんとかカウンセラーとか、

専門家に相談するべきなんや。

意地悪で言っているんと違うよ」

 

そう言って友人は私と距離を置き

去って行きました。

 

その時はショックで

とても悲しく寂しかったです。

 

でも今は、

「ホンマにありがとう。

そして、ごめんな。

私、ホンマに困った人やったやろ」

と言う思いしかないです。

 

友人が言うように、

重い鬱に悩んでいた私が頼るのは、

メンタルな病に対するプロである

お医者さんやカウンセラーなのです。

いえ、頼ると言うより相談し

自分で治そうとする姿勢が

私には必要だったのです。

 

鬱で苦しんでいる私から

離れていくのは、

友人にとっても

いい気持ちではなかったと思います。

 

「去って行ってくれてありがとう。

あれ以上あなたを

傷つけずにすんだから」

今、本当に心から思います。

 

その後、私はやっと目が覚め、

自分で病気を治そうと決心できました。

 

「かんにんしてな、

私、ホンマに困った人やったやろ。

でも今は私こんなに元気になったよ。

ありがとうな」

と心からお礼をいいたいです。

 

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