あなたの恐れ、疑い、 乱れた心を、 両手を開いて抱きしめてあげなさい

「大きな悪いオオカミ」

昨日、一人でインナーチャイルドカード

セラピーのセッション練習をしていた時に、

キーワードになるポジションで

「大アルカナ15:大きな悪いオオカミ」

(タロットの「悪魔」)を引いたのです。

 

「大アルカナ15:大きな悪いオオカミ」は、

実はちょっと苦手に思っている

カードなんですね。

 

でも、このカードには

本当は大切な深い意味があるのです。

そこで、もっとじっくり理解するために

インナーチャイルドカードの

英語版のテキストで

「大アルカナ15:大きな悪いオオカミ」

を読んでみました。

そこに書かれていたこの文章が気になりました。

 

【久夢の英語版翻訳】

このカードを引くことは大切です。

オオカミは不毛な森の木に隠れています。

肥沃さや成長は姿をひそめています。

 

執着、肉欲、欲望のエゴを取り除くことを

象徴している塔は遠くに存在しています。

より高いゴールへの霊的な小径は

まだ存在しています。

しかし、道は遠く、そしておびただしい影が

存在しています。

 

オオカミは木の陰に隠れるのを止め、

月光に癒されるために

前に進んでいかなければなりません。

これは自信のある人物になるために

束縛から逃れ、

自由に世界と交流する動きを象徴しています。

 

不毛な森は、

自分が満足していない現状に思えました。

塔は、エゴを克服した自分の姿

道は、自分が歩むべき作家・セラピストの道

闇は、自意識過剰、疑心暗鬼、嫉妬、不安、

我欲等々

 

そうなんです、

執着や束縛から逃れるためには、

自分が木から離れないといけないのです。

月光に照らされるために

前にすすむべきなんですよね。

「心を開いて自由に世界と交流しなさい」

とこのカードは教えてくれているのですよね。

 

「大アルカナ15:大きな悪いオオカミ」

を訳し終えた時、とてもほっとしました。

感動さえしました。

そして、このカードがとても好きになりました。

英語版の最後にはこうも書かれていました。

 

「このカードがあなたのリーディングに

現れた時は、

あなたの心にある恐れ、疑い、

ばらばらに乱れた心の状態を、

両手を開いて抱きしめてあげなさい」

 

*鬱・夫の死を克服した作家&

インナーチャイルドカードセラピスト

村川久夢(むらかわ くむ)

 

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