疲れたら眠ろう!~今すべき大事なこと~

この夏はいろいろなことがありましたが、

私は毎日機嫌よく暮らしています。

でもたまに調子を崩すことがあるのです。

好きなことや楽しいことを限度なくやって、

極度の睡眠不足に陥ってしまうのです。

疲れや睡眠不足による頭痛になり

情緒不安定になってしまうのです。

 

睡眠不足で体調不良になると

被害妄想でふさぎ込んでしまいます。

「鬱かしら・・・」と不安になってしまいます。

 

でも考えてみると精神疾患のない人でも、

働いて極度に疲れたら、

思考はネガティブになってしまいますよね?

睡眠と鬱は深い関係にあります。

 

私が鬱を発病した時期は仕事が忙しく、

私は慢性的な睡眠不足でした。

深夜の2時頃寝て7時前に起きるのが

普通でした。

徹夜することもしばしばでした。

 

そして週末は昼頃まで、時には一日中、

泥のように眠っていました。

 

ところがある時、

疲れ切っているはずなのに

早朝4時頃に目が覚めるようになりました。

身体は疲れているのに

一度目が覚めるともう眠れませんでした。

 

最初に現れた鬱の兆候でした。

 

鬱と診断されて長期休暇が認められると、

私は死んだように

朝も昼も晩も眠り続けました。

1週間ほどそんな状態が続きました。

でもその後は夜に

眠れなくなってしまったのです。

 

夫がぐっすり眠っている横で全く眠れず、

寝返りを打ち続けました。

鬱独特のどんよりした重苦しさがとても辛く、

永遠に夜が続くように思えました。

 

そして、空が白んで来ると、

知らない間に眠りに落ちていました。

あっと言う間に昼夜逆転しました。

 

夜中苦しくて眠れなくても、

仕事で疲れて眠っている夫を

起こすわけにもいかず、

病気の不安を打ち明ける人もなく、

不安と寂しさを持て余して、

私は当時流行っていたチャットに

のめり込んでしまったのです。

 

深夜に起きているチャット友だちと

すぐに意気投合しました。

明け方にベッドに行って昼間は寝ていて、

夕方に起き夕食の準備だけして、

深夜になると元気になってチャットする。

典型的な昼夜逆転、

チャット依存に陥ってしまったのです。

 

鬱を口実にして、

自分の生活をなんとかしようとは

全くしませんでした。

 

私の睡眠障害が改善されたのは

主治医が今通っているクリニックの

院長先生になったことがきっかけでした。

院長先生は最初の診察で、

 

「久夢さん、何時ごろ起きているの?

起きたらすぐに日が暮れるような生活は

だめだよ。

起きたら朝日を浴びて、

今度処方した薬を飲んで。

朝日は狂った体内時計をリセットする

働きがあるからね」と仰った。

 

私は「鬱だから」と言い訳ばかりして、

自分で治そうとしなかった自分を

とても恥ずかしく思いました。

 

それから起きることが出来た時間が

どんなに遅くても日の光を浴びました。

薬も忘れずに飲みました。

「昼夜逆転を治そう」と思いました。

2ヶ月ほどかかりましたが、

私の睡眠障害は回復しました。

 

睡眠のリズムが戻ると

私はかなり元気を取り戻しました。

重苦しい気分から解放され

何かをする意欲を取り戻しました。

生活のリズムも改善されました。

 

睡眠や睡眠のリズムは

精神状態と深く結びついています。

私は仕事が忙しくて

慢性的な睡眠不足に陥り鬱を病んだことを

忘れてはいけないのです。

 

それが私の病気でもあるのですが、

楽しいことがあると自分をセーブできず、

簡単に睡眠不足に陥る生活を

反省しないといけないのです。

 

私は今眼の前にあることを

大切にしようと思っています。

でも「今すべきこと」その中には

「疲れたら眠る」

があることを痛感しています。

当たり前のように思っている

「疲れたら眠る」は、

今すべき大事なことの1つなのです。

 

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*鬱・夫の死を克服した作家&

インナーチャイルドカードセラピスト

村川久夢(むらかわ くむ)

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