思い込みを外せ!

楽器を何も演奏できないから・・・

音符を読めないから・・・

リズム感がないから・・・

高い声がでないから・・・

今さら楽器や歌を習うのは遅いから・・・

諸々のネガティブな思い込みがあって、

「音楽は聞くの専門」と思っていました。

 

小さい頃、ピアノを習いたくて

両親にピアノを習いたいとねだりましたが、

「うちのどこにそんなお金があるねん!

それにピアノを置く場所もないし、

あんたが背負って毎晩寝るんか?!」

と取り合ってもらえませんでした。

 

中学生になった頃、

近所に音楽教室が出来ました。

「音楽教室でギターをならわないか?」

友だちが誘ってくれましたが、

その時も親が許してくれませんでした。

 

吹奏楽部や合唱部に入部しましたが、

活動は全然活発ではなく、

廃部になってしまいました。

 

もうその頃には、

楽器を演奏することや歌を習うことは

すっかり諦めて本ばかり読んでいました。

「音楽は聞くのが専門!

楽器を演奏しようなんて

今更遅いし上手になれるわけもない」

と思い込んでいました。

 

そんな私ですが57才になった

今年の8月上旬に思い立って

ボイストレーニングに通うことを決めました。

キッカケは単純なことでした。

一人カラオケに行くようになって、

「歌うことが楽しい!」

「もっと上手になりたい!」

と感じるようになったことがキッカケでした。

 

インターネットで

ボイストレーニングの動画を見るようになり、

「ボイストレーニングのレッスンに通ったら、

上手に歌えるかも」と思えてきたのです。

 

偶然、近所にミュージックスクールが

あることを知り思い切って

体験レッスンを受けました。

ボイストレーニングはプロになりたい人が

受けるものだと思っていたので、

恐る恐る申し込みました。

 

ところが事情を話すと、

スクール全体の8割の人が

私のような人だと聞きました。

 

入学して4回レッスンを受けました。

1レッスンは45分個人レッスンです。

発声法、呼吸法、発音等のレッスンを

受けました。

 

レッスンを受けると、

声を出す仕組み、

呼吸や筋肉の使い方等が

少しずつ理解できました。

理論がわかって練習すると、

出ないと思っていた高い声が

少しずつ出るようになってきました。

 

適切な呼吸、

インナーマッスルの使い方がわかると

楽に気持ちよく歌えるようになりました。

歌うことがとても楽しくなりました。

それに出来ないと思っていたことが

出来るのは嬉しいのですよね。

 

楽器や歌を習うには遅すぎる

ボイストレーニングなんて

プロになりたい人が通うもの

リズム感がない

高い声がでない

 

ボイストレーニングに通い始めたことで、

私はこれらのネガティブな思い込みに

とらわれていたことに気がつきました。

 

自分でも呆れるほど熱中しています。

楽しいです。

「何のためにそんなに必死になっているの?」

という話しですが、

楽しいからです。

楽しいから自然に夢中になれるのです。

 

今まで出来なかったことが

出来るようになるって嬉しいことですよね。

気持ちが明るくなります。

 

今まで思い込みに囚われ

興味のあることやってみたいことを

諦めていたことは

もったいなかったなと思います。

 

思い込みを外したから、

今まで受け身で聞くだけだった音楽を

自発的に楽しめるようになりました。

 

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*鬱・夫の死を克服した作家&

インナーチャイルドカードセラピスト

村川久夢(むらかわ くむ)

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