【母の日】覚えていますか母の味?

こんにちは、作家の村川久夢です。

 

今日は「母の日」ですね。

母の故郷を訪ねたことをキッカケに、

ここ数日、母と私の共依存という

重い問題を書いてきました。

でも、「これでもか!」と言うほど書いて、

母との問題を克服でたように思います。

 

なので今日は母の懐かしい思い出を

書きたエッセイを紹介します。

 

 

エッセイ『母の焼きそば』

<粉末ソース付き焼きそば>

私は粉末ソースがついた焼きそばが

けっこう好きです。

子どもの頃、母がよく作ってくれたました。

 

私が結婚して間もない頃、

母と話をしていて、

話題が粉末ソース付きの

「焼きそば」の話になったことがありました。

 

「あの焼きそばはソースがついてるし、

助かるねん」と母が言いました。

ウスターソース代を

節約しなくてはいけないほど、

わが家は貧しかったのかと私は驚きました。

 

「あんたらにはあまりええもんを

食べさせてあげられへんかったな…」

ポツリと母が言いました。

 

<やりくりが大変だった母>

当時、私たちは

父方の祖父母と同居していました。

祖父母、両親、私と弟の6人家族でした。

 

私が小学校の高学年になった頃、

祖母が卒中で倒れ、

母が祖母を介護していました。

祖母の介護のため、

母は勤めを辞めました。

 

母は祖母の介護に加えて、

家計のやりくりが大変だったと思います。

 

<美味しかった母の味>

でも私には

「ええもんを食べられなかった」

と言う記憶はありません。

 

高価な物はありませんでしたが、

母の料理はみんな美味しかった。

粉末ソースつきの焼きそばも

具材がキャベツと天かすと紅生姜

だけだったこともありました。

肉なしです。それでも美味しかった。

 

最近、母が作ってくれた料理が

とても恋しく感じます。

真似て作ってみますが、

父はやはり母の味が良いようで、

私の料理をなかなか「美味しい」

と言ってくれません。

母のような工夫が必要なのでしょう。

 

だから、たとえ肉なしで、

キャベツ、天カス、紅生姜しか

具材が入っていなくとも、

母の焼きそばは

美味しかったのだと思います。

 

<大変やったね、ありがとう>

子どもの頃、

母の徹底した倹約ぶりに

辟易したこともありましたが、

食べることには不満はありませんでした。

 

母は11年前に亡くなりました。

 

今でも粉末ソースつきの焼きそばを見ると、

母の言葉を思い出します。

そして、心でいつも思うのです。

「お母ちゃん、大変やったんやね。

でも、美味しかったよ、ありがとう」

 

『大丈夫、きっと乗り越えられる』

~鬱・夫の死を克服した私からのエール~

-幼い日の思い出-より)

 

*----------*

*鬱・夫の死を克服した作家&

インナーチャイルドカードセラピスト

村川久夢(むらかわ くむ)

*----------*

「村川久夢ホームページ」

<ホームページ>

セッションのお申込みは下記フォームから

<お申込みフォーム>

村川久夢作品のページはこちら

<村川久夢作品>

セルフマガジンのお申込みはこちら

<セルフマガジンお申込みフォーム>

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。