かんにんしてな、私ほんまに困った人やったやろ・・・

鬱が酷かった頃、

私は本当に暗くて重くてしんどい

困った人でした。

 

いつも身体が重ダルく、

横になって息をするだけでも

身体が鉛のように重く感じていました。

 

起きていられずベッドで横になると、

すぐに眠ってしまいます。

薬の副作用もあったのでしょう。

 

昼間は死んだように眠り、

人が眠りに就く時間には、

私は目が冴えて眠れませんでした。

ベッドで寝返りをうち悶々としました。

 

発病してあっという間に

昼夜逆転生活に陥りました。

 

そんな身体症状や昼夜逆転生活で

まともな思考が出来るわけもなく、

頭の中はマイナス思考の循環でした。

 

人に批判されている

嫌われている、

悪く噂されている、

攻撃されている。

そんな妄想に囚われて、

私は他人に会うことが恐怖でした。

宅配便を受け取ることさえ出来ずに

寝室に引きこもっていました。

 

人が私からどんどん離れて行きました。

そんな中でも私を心配して、

いつも味方になってくれた友人がいました。

 

病気で辛かったとは言え、

私はその友人にべったり甘えて

頼り切っていました。

 

ある日、粘り強く

私を支えてくれた友人が言いました。

 

「久夢ちゃんが頼るのは私やないよ。

お医者さんとかカウンセラーとか、

専門家に相談するべきなんや。

意地悪で言っているんと違うよ」

 

そう言って友人は私と距離を置き

去って行きました。

 

その時はショックで

とても悲しく寂しかったです。

 

でも今は、

「ホンマにありがとう。

そして、ごめんな。

私、ホンマに困った人やったやろ」

と言う思いしかないです。

 

友人が言うように、

重い鬱に悩んでいた私が頼るのは、

メンタルな病に対するプロである

お医者さんやカウンセラーなのです。

いえ、頼ると言うより相談し

自分で治そうとする姿勢が

私には必要だったのです。

 

鬱で苦しんでいる私から

離れていくのは、

友人にとっても

いい気持ちではなかったと思います。

 

「去って行ってくれてありがとう。

あれ以上あなたを

傷つけずにすんだから」

今、本当に心から思います。

 

その後、私はやっと目が覚め、

自分で病気を治そうと決心できました。

 

「かんにんしてな、

私、ホンマに困った人やったやろ。

でも今は私こんなに元気になったよ。

ありがとうな」

と心からお礼をいいたいです。

 

*鬱・夫の死を克服した作家&

インナーチャイルドカードセラピスト

村川久夢(むらかわ くむ)

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